エピソード&こだわり (Season1)

#1 Pilot マイケルはジャッキーと別れようと思っていた。だからトッド・ラングレンのコンサートにも彼女を連れて行く気がなかったが、音楽は興味がないはずのジャッキーがなぜかトッドのコンサートに行く気分になっている。そのころエリックは父 レッド から車を譲り受ける話が持ち上がった。レッドは遠出はダメだと釘をさすが、エリックらはトッドのライブを観にミルウォーキーまでドライブする。だが案の定車は途中でお陀仏。バッテリーとコンサートのチケット2枚分と交換することで修理をしてもらったが、結局マイケルとジャッキーはコンサート会場に入れなかった。
こだわり

Todd Rundgren

「音の魔術師」の異名を取るアメリカのロック・ミュージシャン。60年代後半にNazzというグループでデビューした後ソロ活動に転向。数々の名アルバムをリリースするほか、Utopiaというユニットでも積極的に活動を行っていた。またプロデューサーとしても有名。最近は鳴りを潜めていたが、今年になってニューアルバム「Liars」を発表。まだまだToddの世界は健在だ。

個人的に20年近くトッドを追いかけてきたので、’70sショーのパイロットがいきなりトッドのライブを観に行く話でスタートしたのでそれだけで大感激でした。マイケルや仲間たちがトッド好きっていうのはかなりツウ好みの渋めな趣味だと思います。しかしマイケルに合わせたいジャッキーは「ラングレン」と覚えられない。「ロッドマン」になったり「グルニオン」になったり、確かに日本でもなかなか名前を覚えてもらうのは大変でした。そんなジャッキーでも「Hello It's Me」のシングルは持ってるって言ってたから、とりあえずファンと認めてあげるべきかな。
コンサート会場で流れていたのは「I Saw The Light」(瞳の中の愛)そして、エリックとドナのキスシーンとエンディングの車の中での大合唱が「Hello It's Me」です。「僕にとって大事なのは、君が自由でいること。君には今のままでいて欲しいんだ〜It' s Important to me. That you know you are free. Cause I never want to make you change for me.」っていうのがオリジナルの歌詞。トッドを車で大合唱したら幸せだな。ちなみに二曲とも「Something/Anything」というアルバムに収録されています。
ついでに76年12月にトッドはUtopiaのメンバーと初来日を果たしています。このライブを観ていればよりいっそうエリックたちの気分に浸れたのかもしれません。

 

#2 Eric' s Birthday エリックの誕生日にレッドと母キティは無理やりサプライズパーティーを開こうとするがエリックは全然嬉しくない。そのとき大学生の姉ローリーが帰省したので、エリックは姉に両親を説得するよう頼むが効果なし。おまけにマイケルはセクシーなローリーにメロメロになってしまう。
結局行われたパーティーでエリックは両親から欲しくなかった8トラックをもらうはめに。トッドのコンサート帰りにキスしてしまったエリックとドナだが、ドナは悩んだ末アロマキャンドルをプレゼントする。二人はいい雰囲気に。
こだわり

8トラック

8トラックとはカーステレオやカラオケの音楽再生用に用いられた磁気テープ再生装置。エンドレステープになっている。

一昔前まではカラオケって8トラックだった気がします。カセットよりもう一回り大きなカートリッジに4曲くらい入っていて、機械に差し込むと音楽が流れ出す。カーステレオの8トラックはあまり見たことがなかったけど、確かに70年代は4曲入り8トラックのテープって売ってた気がします。エリックはカセットプレーヤーが欲しかったのに、全然両親に理解されていませんでした。8トラックじゃ全然使えないもん。
全然使えないものと言えばエルカセットというプレーヤーも世の中に存在していました。カセットテープがそのまま一回り大きくなったものを使います。テープがちょっとでも太いといい音が出たってことなのでしょうか。あっという間に消えたような気がします。もっとレトロで大げさなものにオープンリールと言うのもありました。テープがじかにさわれるので編集と称してハサミで切ってつないで・・・デジタル時代には考えられないテープのお話。そういえば昔はコンピューターもでっかいオープンリールのテープが張り付いてくるくる回っているイメージでしたね。

 

#3 Streaking ポイント・プレイスの街にフォード大統領がやってくることになり大騒ぎ。パートタイムで働くハメになったレッドは、大統領への質問の機会に不安を訴えようとしていた。一方学校でバカ者呼ばわりされたエリックたちは演説会場でストリーキングを計画し準備万端で会場に乗り込むが、いざとなると怖気ついてしまう。
大統領の前で緊張してしまったレッドは声も出ない。そこへニクソンの仮面をかぶった男がストリーキングで登場し会場は騒然とする。レッドは気を取り直して不満をぶちまけ、息子の演出に感謝するのだった。
こだわり

ストリーキング

1973年から74年にかけて全米の大学で流行した、全裸で公衆の面前を走り抜けるパフォーマンス。日本でも多少ブームになった気がします。特に何かを訴えると言うより単なる人騒がせだと思いますが。

エリックら4人は素っ裸(ただし靴と靴下は履いてる)の上にトレンチコートを羽織ってスタンバイしますが、キティに「刑事コロンボ」のコスプレと勘違いされます。トレンチコートはコロンボのトレードマークでした。しかしいざとなるとコートを脱いだら拾えないとか、警備の犬が多すぎるとか言って彼らは脱ぐ勇気がなくなってしまいます。そして レッドが演台の前で四苦八苦しているときに躍り出たストリーキング男。レッドにパワーを与えようと、ドナの顔にトレンチコートをかぶせ(やっぱり見られたくなかったんだ)ニクソン仮面をかぶったエリックのパフォーマンスは、ドナとの幼い日々を思い出したものでした。大事なところがピースマークで隠されていたのが’70sショーならではの洒落ですが、父親は息子の犯行にしっかり気づいてました。今度は黒い靴下は止めろってね。

 

#4 Battle of the Sexists レッドは仕事が暇なので家の中のものをやたらと修理したがりキティを困らせる。冷蔵庫が壊れているとレッドが言い始めたときには、キティはわざとガレージのドアを壊して レッドにドアの修理を頼んだ。
エリックとドナは1on1のバスケットをするが、ドナはエリックを負かせてしまう。女性の自立を考えるドナだが、エリックに優越感を持たせるべきかと悩む。一方マイケルはジャッキーの尻に敷かれっぱなし。「男になれ」とハイドらに叱咤されるもののなかなか思うようにいかない。仕方なくジャッキーの電話の返事をフェズが考えることに。
こだわり

エアーホッケー

バーブラ・ストライサンド

エリックとドナがバスケットの次に映画館で勝負をつけようとしたゲーム。台の上で吹いてくる強力なエアーに乗せてパックを浮かし、ストライカーで相手のポケットに落とすという単純な仕組みながらこれが結構熱くなる。反射神経のアップにも役立ちそう。かつてゲームセンターなどでよく遊んだものですが、今はPC上のゲームになっていたり、家庭用小型版が売られていたり、根強い人気は続いているようです。

ジャッキーが熱弁していた有名になるバーブラ・ストライサンドと飲んだくれになるクリス・クリストファーソンの映画とは「スター誕生」。バーブラってまさに自立する女の代名詞的存在。彼女の映画ってそのたくましさが結構苦手だったりしましたが、今もバリバリに現役活躍中。ダンナのジェームズ・ブローリンはしっかり尻に敷かれているのではないでしょうか。そういえば義理の息子のジョシュとダイアン・レインの結婚話はどうなってしまったのでしょう?今回は義理母ご推薦の嫁なので問題ないはずですが、あの母がいる限りジョシュは苦労が耐えないのだろうな(苦笑)

 

#5 Eric's Burger Job ドナの家が週末留守になると知っても、エリックは二人で過ごそうと言い出せない。結局ドナの家でパーティーが開かれることになる。その頃エリックはジャッキー父が経営するハンバーガーショップでバイトを始めることにする。父母に叱咤激励され面接にはパスしたものの、つまらない仕事にはうんざり気味。だが真面目に働かなくてはとドナの家のパーティーへの誘いもキャンセルしてしまう。バイトを終えたエリックはそれでもドナに会いに行くが、あいにくドナの両親は予定より早く帰宅していた。
こだわり

4人の性格

バイトの求人面接には男四人が徒党を組んで赴くのだが、4人の答え方がそれぞれの性格を見事に表していて面白かった。レッドからの面接練習を受け、徹底的にけなされてから励まされてやってきたエリックの答えはいかにも優等生。ところが他の3人と言えば、ハイドは斜に構えて皮肉たっぷり。最後はムショ行きだなんて言ってました(ムショでやっていけるかは別問題だが)アメリカンドリームを追い求めるフェズの答えは夢があっていいけど時には飛躍しすぎ。そしてナルシストマイケルは自分がいい男だと信じ込んでるけど椅子倒しちゃってましたね(笑)
めでたく採用されたエリックはマニュアル喋りで必死に働いていましたが、そこへ母がスープを持って慰労に。親の愛はありがたいです!

 

#6 The Keg 授業をサボったエリックたちはドライブ中、道路にビヤ樽が落っこちているのを発見する。早速持ち帰りパーティーを企画するが、エリックの家の地下室に置いておいては見つかってしまうので、ジャッキーが知っている秘密の隠れ家にビヤ樽を運ぶ。そこはジャッキーの家が管理する不動産のプールの中だった。
参加費2ドル徴収して儲けようと企むものの肝心のタップがないためビールが開けられず、マイケルが買いに行くが失敗、エリックが必死で家までタップを取りに帰る。だが入れ違いで レッドとドナの父ボブが警官を連れてプールに乗り込んできた。
こだわり

タップ

せっかくビヤ樽をせしめたのにタップがないために開けられず・・・このタップとはビールの栓であり注ぎ口なんだと思うけど、見た目はちょっとポンプのようです。各家にはタップが備え付けられているようですが、そんなものを取りに帰ったらビールを飲むのがばれてしまうので、マイケルは年齢を偽って酒屋に。IDを持ってない25歳と力説するけど、アルコール飲料ではなく器具であるタップは年齢に関係なく売ってもらえるのでした。しかし学校のトラブルメーカー破壊と返却(本当にDestroyとGivebackという二人組でした)壊されてしまいます。で勇気を出してエリックはタップを取りに帰ると、 キティはドナの母ミッジと完全に出来上がっておりました。ここはらくらく持ち出せたのに、戻ったら父親たちが待機。ビヤ樽はあっけなく父親たちのものになってしまいました。
エリックの鉛筆も折った破壊と返却コンビに、エリックは4ドルを半分に引き裂いてリベンジ。やるべきときはばっちり決めて、ドナのハートもつかんだようです。

 

#7 That Disco Episode 街にディスコができたのでみんなで繰り出すことになるが、ハイドはダンスがわからない。キティはこっそりハイドにコーチするが、二人が仲睦まじく踊っている様子を見たドナの父は、二人の関係を危ぶみ レッドに伝えるとレッドは激怒。ボブは慌ててなだめようとする。
ディスコではフェズとジャッキーが意気揚々と踊りだし、ジャッキーとは別れたと豪語していたマイケルは焦りだす。ハイドは練習の成果をドナとのダンスで披露、ドナに告白し迫ろうとするが相手にされなかった。自分は踊れないからとその一部始終を見ていたエリックは、あとでドナにキスして思いを伝える。
こだわり

ディスコミュージック

フェズがサルサだと言って張り切って踊りだしたのはThe Bee Geesの"You Should Be Dancing"そのあとメレンゲだと言っていたのがABBAの"Fernando"でした。The Bee Geesといえば「サタデー・ナイト・フィーバー」のディスコブームで大ブレイク。タイトル曲のほかに"Stain' Alive" でバリー・ギブのファルセットヴォイスにゾクゾクさせられましたが、こちらも同系統の一曲です。
ABBAの"Fernando"はディスコミュージックとしてはソフトな感じだなと思いましたが、チークタイムにはおあつらえ向きの一曲かも。ディスコではハイドにしてやられたエリック。帰宅してドナに積極的にキスした後もう一度踊りながらコーラスしてたのが

There was something in the air that night The stars were bright, Fernando
 They were shining there for you and me  For liberty, Fernando
の部分でした。実はエリックもダンス上手じゃないですか。エリックのシャツとドナのスカーフがおそろいの色鮮やかなブルーできれいだなと思った本エピ。エミー賞のコスチュームデザイン部門を受賞しています。

 

#8 Drive-In ドライブインシアターで「オーメン」が上映されることになり、ホラーはデートに最適とマイケルがそそのかすのでエリックはドナを「オーメン」鑑賞に誘う。だがマイケルとジャッキーも付いてきてバックシートで盛り上がっているので二人はしらけてしまう。
キティは雑誌の夫婦の親密度チェックの結果が思わしくなく機嫌を損ねていると、レッドが高級レストランでのディナーに誘ってくれる。一張羅の真っ赤なドレスを着こんでレストランに赴くと、その店は焼けてなくなり、代わりにファミレスができていた。騒々しくてサービスがなってないと二人はファミレスを飛び出しドライブインシアターに行く。
こだわり

悪魔の言葉

「オーメン」は76年に製作された、「エクソシスト」と並ぶホラーの傑作。全人類を滅亡に導く悪魔の子ダミアンの生涯を描きます。その昔ちらっと観た気はするけどホラーは苦手なので・・・
フェズがホストファミリーに逆回転させると悪魔の声が聞こえると言われたレコードはKISSの4thアルバム「地獄の軍団( Destroyer)」。「デトロイト・ロック・シティ」「ベス」などを含む彼らの最高傑作とも言われるアルバムです。先日NHKで懐かしの「ヤング・ミュージック・ショー KISS来日公演」の模様を放映していましたが、当時初めてKISSの映像を見て大ショックを受けたことを鮮明に覚えています。Cheap Trickの「サレンダー」の歌詞の一節に"got my KISS records out"とあるように、大人たちにとっては教育的によからぬ、まさに悪魔的な存在であったことは確かでしょう。フェズはエリックから借りたと言ってたけど、エリックの音楽の守備範囲はなかなか広そうです。ハイドはHR専門のようですが。

 

#9 Thanksgiving 感謝祭前日、エリックの家にローリーの友人のケイトが泊まりに来る。エリックはベッドルームを提供するが、セクシーなケイトの姿に悩殺され思わず熱いキスを交わしてしまう。罪悪感にさいなまれたエリックは仲間にキスしたことを告白、勢いあまってドナにも真実を伝えてしまったためにドナはへそを曲げる。感謝祭の日、なんとかドナと和解しようと正直に思いを伝えるエリックは、ようやくドナに許してもらう。
キティは姑が来るのがうっとうしくてたまらない。姑の電話攻撃から逃げまくっていたが、いつの間にか姑を迎えに行くことを忘れてしまっていた。
こだわり

レッドとボブ

'70s Showで注目すべきオヤジはエリックの父レッド・フォアマンとドナ父のボブ・ピンチオッティ。レッドは威厳を持ってエリックに接し、息子の問題点ははっきりと指摘し正させようとする父親のお手本的存在。だが自分のことになるとこれがうまくいかなくて、不況のせいにしているけれど目下パート勤め中。先行きの不安が隠せないのが弱みになっています。一方お隣さんのボブは愛国心一杯で娘を溺愛する、これまたわかりやすい父親。妻ミッジの言いなりで、レッドがパート勤めで気の毒だと言われれば、自分が働く電化製品店で雇い入れるようにレッドに声をかけてあげます。それもわざとらしいシチュエーションを作って。
感謝祭のご馳走でお腹一杯になった二人が並んでソファにもたれ、ズボンのホックをはずしてすっかりリラックスモードになっている様子に、オヤジのささやかな喜びが感じられました。ボブの提案を受け入れたレッド、オヤジたちの友情も見所のひとつです。

 

#10 Sunday,Bloody Sunday 日曜日に姑を教会に連れて行くのは叔父の役割だが叔父が骨折。代わりにレッドが送迎を仰せつかる。焦るのはキティ。禁煙中でストレスが溜まっているのにさらにトラブル続出の予感が。案の定フォアマン家に着いた姑はわがまま言いたい放題。 レッドもキティも何とかその場を逃れようとしたので、エリックはレポートの宿題を抱え込み手をつけていない状態だったが、姑の相手をさせられることになってしまう。エリックはその間仲間にレポートの手伝いを頼むが、彼らは全然あてにならなかった。姑はいつの間にかフェズと意気投合。上機嫌で帰っていった。 キティはようやく一服してエリックに姑との確執を語る。
こだわり

嫁と姑

いつどこの世界にもある姑の嫁いびり。フォアマン家も同様でした。感謝祭では姿を見ずにすんだ姑がついに登場。姑は姿を見せるなり車をけなし、禁煙している キティの前でタバコの煙をたっぷり吐き出します。家に着けばチキンは嫌いでハムを出せとか、チーズポテトは乳製品アレルギーがあるから食べられないとかわがままを言いまくります。挙句の果てに宿題をやっていないエリックに足揉みを依頼。エリックが躊躇していると、代わりに引き受けたのはフェズでした。フェズの国では足をあがめている模様。いつの間にか姑は家族の前でテレビは見ないと宣言したにもかかわらず、フェズと仲睦まじくテレビを見ていたのでした。外国人に姑を任していちゃいけないとわかっていても、 キティもレッドも姑のそばに行く気になれません。
実は姑はチキンもチーズポテトも大丈夫。単なる気まぐれで嫁いびりを楽しんでいたようでした。禁煙状態に耐えられなくなって地下室に逃げ込みタバコを無心した キティは、みんなが帰った後エリックの前でようやく落ち着いて一服します。姑がキティをいびる理由は、その昔キティが金持ちのお嬢様を差し置いてレッドと結婚したからだったのでした。世の中そんなものなんですね。

 

#11 Eric's Buddy エリックは科学の実験でパートナーになったバディと親しくなる。リッチで人気者のバディが運転する真っ赤なトランザムに乗せてもらったエリックはご機嫌。マイケルやハイドたちのことをすっかり忘れてバディといつも一緒だ。楽しいときを過ごした後車の中でバディは突如エリックにキスをする。うろたえるエリックにバディはゲイだとカミングアウト。エリックはバディと距離を置こうかと考えるものの友達として付き合っていくことにする。
ボブの電化製品店で働き始めたレッドは商品の宣伝が上手にできず売り上げが伸びない。ボブを見習ったりキティにアドバイスを受けたりしながら、ようやくミキサーを売ることに成功する。
こだわり

ゲイ?orストレート?

エリックの前に現れたハンサムガイのバディは、その昔はドナと付き合っていたとか。ということはその後、自分がゲイだと目覚めたのでしょうか。今はドラマの中にゲイのキャラクターがいるのは当たり前になっていますが、70年代はまだなかなかおおっぴらにできなかったと思います。まずは幸せな二人。仲良く実験したりゲームに興じたり、そのたびにジャンプして手を合わせる喜びのポーズがとってもキュートでした。そして車の中で突然エリックの唇を奪うバディ。エリックは相当のショックを受け、戻ってきてドナの姿を見るや否や激しいキスを求めます。エリックにとって忌まわしい体験を消し去るため?その後友達宣言したエリックはボブに、何故自分だったのかを問います。バディの答えはドナがエリックに求めるものと一緒だと。頭がよくて繊細でルックスがいいと言われたエリックは、一度は慌てて否定するものの気分よくバディの話を受け止めるのでした。もしかしたらエリックも、ある日突然目覚める可能性があるのかもしれませんね。
バディを演じるJoseph Gordon-Levittは「Thjrd Rock From The Sun」のレギュラーで、第3惑星から地球に落ちてきた宇宙人になっていました。こちらでは言動も相当ぶっ飛んでいて3枚目モードでしたが、今回はハンサムなゲイのキャラクターを素敵に演じていたと思います。

 

#12 The Best Christmas Ever エリックは今年のクリスマスは地下室で自分たちのクリスマスパーティーを開きたいと申し出レッドに費用を無心すると、レッドはツリーの木を買ったら残りのお金は使っていいと40ドル渡す。早速エリックらは道端の木を切り倒し、もらったお金はビールやプレゼント代にせしめる。
姑やローリーが来てクリスマスの準備をする中、エリックとローリーはお互いの秘密を握ってしまったために、ローリーは腹いせにキティが作った地下室用パンチにラム酒をたっぷり注ぐ。案の定パーティーではみな酔いつぶれ、挙句の果てに警察が州の保有する木を切ったことを咎めに来る。
こだわり

プレゼントバトル

ヤドリギ

片思いだとわかっていてもドナへの思いを伝えたいハイドは、周囲にリサーチしながらドナへのプレゼントを考えます。ドナのお気に入りの香水は予算オーバー。しかたなく昔のドナとの2ショット写真を入れた写真立てを渡すことに。ドナはブラの紐が透けてると気にしながらも喜んでくれました。だがエリックからドナへのプレゼントはお気に入りの香水。先を越されたことを悔やむハイドですが、エリックより大きな箱のプレゼントをドナからもらいます。入っていたのは靴下でした。一方エリックへのプレゼントは名前入りのブレスレット。またもやハイドは苦しい片思いに悩まされそうです。

クリスマスの飾りとして家の中に下げられるヤドリギ。この枝の下にいる人にはキスをしてもいいという習慣があります。飾り付けをしながらさりげなくヤドリギの下でキスしていたエリックとドナ。幸いハイドにはバレなかったようでした。
イヴにしぶしぶ店番をしたレッドに感謝するため、ボブはレッドを抱きしめようとします。拒絶するレッドを70年代じゃ普通だと諦めさせるボブ。レッドは仕方なく抱きしめられると「上にヤドリギが」とボブが脅しを掛けます。まさかキスまで要求する??

 

#13 Ski Trip ジャッキーの山小屋にみんなでスキーに行く予定だったが、マイケルがパムとキスをしていた事が発覚してジャッキーは激怒し、マイケルを置いていくと突っぱねる。エリック一行は途中で車がスリップしながらも山小屋を目指す。
ドナとエリックは二人きりの夜を過ごそうとするがジャッキーが泣きわめき落ち着かない。一方置いてきぼりを食らったマイケルはキティに励まされ、親切だが勘違いしているトラック運転手に救われてヒッチハイクで山小屋に到着する。ジャッキーは大喜びし、エリックたちのプライベートは失われる。そのころ寒さのあまり酒をがぶ飲みしたフェズは雪の中に裸で倒れていた。
こだわり

恋の行方

 

Love Hurts

マイケルとジャッキー:マイケルのキス事件はマイケルにとってはたいした問題でなくてもは、ジャッキーには重大問題。しかしこのままではまずいと思ったマイケルは素直に謝ることにした。一方マイケルを冷たくあしらったジャッキーも大いに後悔しており結局二人はハッピーに。
エリックとドナ:今夜こそは二人で素敵な夜をと妄想するエリックだが、現実は甘くなかった。二人の思いは深まったようだが。
ハイド:まだドナへの思いを断ち切れず、隙を見て強引にドナにキスする。ドナは拒否したが、エリックはこの事実を知らない。
レッドとキティ:その昔のレッドの浮気を恨んでいるキティはようやく誤解を解き、二人の思いは映画館へ行った日の頃へ。
番外編 フェズ:初めて見る雪に恋しちゃったのか雪玉を強く握り締め凍傷になりかける。20度以下の気温を知らないフェズには山小屋は寒すぎ、温まるために飲んだ酒ですっかり酔っ払い、裸のまま雪の天使をつくりに外に出かけて倒れてしまう。雪に見放されたかな?

イギリスのハードロックグループ「Nazareth」の76年の大ヒット曲。ビルボードで最高位8位を記録した。バラード曲ながら彼らの代表曲として知られている。マイケルがキティに相談を持ちかけるシーンのバックに流れている。  

 

#14 Stole Car エリックは車の脇をこすって傷をつけてしまったため、レッドから車使用禁止を言い渡される。そこにマイケルが従兄弟から借りたと言って車のキーを持って現れ、男性4人はドライブに出かける。だが背後からパトカーが追ってくる。4人は車を盗んだ罪で逮捕されてしまった。
一方ジャッキーとドナはセックスの話で意気投合。ジャッキーはマイケルと結ばれる夜を特別なものにしたかった。ジャッキーの妄想が膨らむところに、警官からもらった1枚のコインで助けを求めるつもりだったマイケルから電話が入る。特別の夜が実現しそうで大喜びのマイケルはジャッキーに助けを頼むのを忘れてしまうが、盗難に関しても誤解が解け、4人は釈放された。
こだわり

ジャッキーの願い

Highway Star

ジャッキーがまだヴァージンだったとは意外でしたが、彼女はマイケルとの夜を特別なものにしたかったのです。演出に気を配るのは当然としても、ベッドの前に横断幕を掲げなくてはならないのはちょっと大変かも。おまけにジャッキーが夢見るマイケル登場シーンは風に吹かれてとにかくセクシー。一方据え膳を食わされていたマイケルはようやくジャッキーと関係をもてる事に大喜び。本当にわかりやすい性格です。無事釈放されてジャッキーの部屋を訪れるマイケル。ベッドの前には夢見ていたほど巨大ではなかったものの、二人のイラストが描かれたキュートな横断幕がかかっていました。

いわずと知れた70年代ハードロックの名曲。Deep Purpleが72年にリリースした7枚目のアルバム「Machine Head」に収められている。車の疾走シーンのBGMの定番で、今回もマイケルがハンドルを握るシーンのバックに流れている。

 

#15 That Wrestling Show エリックたちは地下室に集まってテレビでプロレス観戦。上から呼んでもエリックがなかなか来ないのでレッドは機嫌が悪かった。図書館の本を返しに行けとエリックに説教し、二人のにらみ合いが続く。
街にもプロレス興行が来る事になり、元アマチュアレスラーのレッドはエリックたちと観戦に行く。エリックの車の運転の仕方にも文句をつけるレッドだが、試合を観始めると完全にハマリ、憧れのロッキー・ジョンソンに強引にサインをもらおうとする。帰宅後はエリックと技の掛け合いを楽しむのだった。
自立に目覚めたミッジはセラピーを受けると言い出しボブを困らせる。セラピーが気に入ってしまったミッジはグループセラピーにキティとローリーを誘うが、怪しげな雰囲気に退散する。
こだわり

プロレスラー

調子のいいオヤジ

(この世界には疎いのですが・・・泣)本エピにはWWEのレスラーたちが出演。臨場感溢れる試合を楽しませてくれます。ロッキー・ジョンソンを演じるのは、本物のロッキーの息子のドウェイン・ジョンソンことザ・ロック。「スコーピオン・キング」でおなじみの彼もこんなところで演技していたのでした。父のロッキー・ジョンソンは64年にデビュー。70年代に活躍し多くのタイトルを獲得しています。
他に出演しているのはケン・シャムロックやジェフ・ハーディーとマット・ハーディーのハーディーボーイズ。ハーディーボーイズはマットが兄でジェフが弟の本物の兄弟で、チームを組んで活動していたが、現在は単独で活動しているそうです。

何かと不機嫌だったレッドはプロレスも見世物だと思い込み、あまり乗り気ではありませんでした。でも実際にリング上でのjかバトルを観ているうちに血が騒ぎ、終了後は立ち入り禁止の控え室に堂々と入り込みジョンソンに強引にサインをねだります。なんて調子がいいのでしょう。
ミッジがセラピーに行ってしまったので留守番も嫌だからと、プロレス観戦についてきたボブ。彼の相手をさせられていたのはフェズでしたが、ハイドがビールを飲みたいと要求。未成年にはビールを売ってもらえないのでボブを何とか利用しようとします。そしてついにビールを手に入れたハイドとフェズ。ボブは上手く利用されてしまったようでした。

 

#16 The First Date エリックはバレンタインデーの晩にドナとレストランでデートする事を決意、ドナはハイドと図書館で勉強するつもりだったがファーストデートの誘いに乗る。両親たちは大はしゃぎ。レッドはエリックのジャケットを褒めちぎりキティはカメラを持って待ち構え、エリックたちは早々に退散する。
レストランでドナはアイスティーを頼んだはずだったのに出てきたのはカクテルで、続けざまに5杯も飲んですっかり酔っ払ってしまう。そこにドナを諦めきれず追いかけてきたハイドが現れ、ドナがエリックとステディになる前に愛を告白する。ハイドとエリックは険悪ムードになるが、ドナが突如トイレに駆け込む。
ドナを介抱したのはエリック。ドナはエリックからの恋人の印のクラスリングを受け取ることにする。
こだわり

ファーストデートの裏で

かもめのジョナサン

またしてもドナに振られてしまったハイド。今回はきっぱり諦めがついたのか?エリックとは和解できたようだし、レストランのご馳走もちゃっかり持ち帰ってきました。
次のチャンスを狙ってジャッキーとデートするマイケル。だがなかなかジャッキーはその気になってくれません。永遠の愛を誓ってようやくチャンスが訪れました。
ドナとエリックのデートを見送った後、大人たちはフォアマン邸でフォンデュパーティーを開きます。子供たちの将来を考えすっかり浮かれ気分の大人たち。ボブとミッジはアツアツのまま家に帰り、レッドとキティも怪しげな妄想を抱きながらキスを交わしました。

リチャード・バック著、1970年に刊行された。「たいていのカモメにとって、大切なのは飛ぶことではなく、食べることだ。しかし、このカモメにとっては、食べることではなく、飛ぶこと自体が重要だった。」という孤高のカモメのお話。五木寛之翻訳の日本版、発刊時に読んだもののなんだかピンと来なくて、写真は綺麗だったという記憶しか残っていません(汗)
ミッジの朗読劇は激しいアクションつき。よほどこの小説にインスパイアされたものがあったのでしょう。

 

#17 The Pill ジャッキーが妊娠したらしいとエリックに告白、エリックはドナに伝える。ジャッキーは妊娠のことをマイケルにも話し、マイケルは大ショックを受ける。一方ドナはジャッキーの悩みを家族に言いづらそうに話したため家族は勘違いをし始める。おまけに心配になったドナは薬局にピルを注文。ところがそのピルは間違えて風邪薬を取りにきたボブに渡されてしまう。たまたまその場にエリックとローリーも居合わせ、ローリーはレッドとキティにピルの話をばらしてしまう。
結局ジャッキーの妊娠は間違いでマイケルも安心するが、自由を得た気分のジャッキーはチアリーダーを目指すためにマイケルと別れると宣言。エリックはこの機会にとドナに迫るが時期が来たらと拒まれてしまった。
こだわり

セックスに対する見解

人気番組

ジャッキーの妊娠騒動についての仲間たちの見解は・・・
ハイド→子供を連れて行けばビールを売ってもらえるから便利。フェズ→妊娠すると足が太くなって魅力的。

子供たちのセックスに対する大人の見解は・・・
レッド→断固として許さない。浮ついてるエリックに水をかけて頭を冷やさせる。
キティ→爪をきれいにして前儀も大切とかなりおおらかに受け止めている。
ボブ→ドナのピルを手にしたとたん「Open for Business」というストーリーが頭の中で展開。
ドナがピルを所用するからには次々に男を替えて臨んでいると思い込んでしまう。
ミッジ→自分の当時のことを思い出す。ってことはドナはそうやって生まれたの??


エリックが見ていたアメリカン・バンド・スタンドはABCで放映されていたディック・クラークが司会を務める長者音楽番組。ボブが楽しみにしている「サンフォード&サン」は70年代にNBCでオンエアされていたシットコム。フォアマン家の親たちが夢中で見てた「ボナンザ」はNBCで59年から14シーズンも続いた西部劇(ってことはラストシーズンを放映してた模様)どれも人気番組でした。

 

#18 The Career Day エリックたちは高校の体験学習で、親の職業について学びレポートを提出することになった。早速エリックはキティの勤務する病院を訪問、看護婦の仕事を体験する。医者に怒鳴られながらもきびきびと働き、亡くなった患者の遺体を片付ける仕事なども明るくやってのけるキティを見たエリックは、キティが帰りの車で大声で歌いながらストレスを発散する姿が理解できるようになった。
ハイドとフェズはハイドの母が働くカフェテリアの厨房に行き、フェズは明るく楽しげに仕事をこなしたがハイドは何もしようとしなかった。ドナは電気屋で働くボブのセコい態度にうんざりするが次第にボブの考えに納得。マイケルは父の統計処理の仕事の意味がわからず農業だと嘘のレポートをまとめる。一方レッドの車の修理を手伝ったジャッキーはレッドに気に入られる。
こだわり

ハイドの母

ハイドの母を演じるKatey SagalはFOXのシットコム「Marry...With Children」の母親役ペギー・バンディとして有名。娘役はChristina Applegateで、このドラマは87年から10年間続いてオンエアされていた。その後KateyはFOXのアニメ「Futurama」で声優として出演したり、ABCのシットコム「8 Simple Rules」(パパにはヒミツ)でJohn Litterの妻のケイト役として出演している。パパにはヒミツはNHK-BSでS1が放映されているが、ABCはJohn Litter死後のS2ではケイトの父役でJames Garner、甥役でDavid Spadeを迎え、秋からはS3が放映予定である。

 

#19 Prom Night プロムを前に、エリックはドナと特別な一夜を過ごそうと期待に胸を膨らませる。ハイドのアドバイスに従ってモーテルまで予約しておいた。一方ジャッキーと別れたマイケルはパムをプロムに誘う。ジャッキーはマイケルが誘ってくれると信じていたが裏切られ落ち込んで、もともとプロムとは無縁のハイドとテレビを見ていた。だがどうしてもプロムに行きたい。ジャッキーはハイドに頼み込み、二人はドレスアップしてプロムに出かける。
マイケルはジャッキーの姿に驚き隙を見てハイドに詰め寄る。ハイドはすかさずパムを外へ誘い出し、ジャッキーとマイケルはもう一度お互いの愛を確認し合う。一方プロムを抜け出してモーテルに繰り出したエリックとドナは野次馬に追いかけられ落ち着かない。大切な一夜はまたの機会にとっておくことにした。
こだわり

プロムの音楽

エリックとドナが踊っているときバックに流れるのは10ccの"I'm Not In Love"75年に発売されたアルバム「オリジナル・サウンドトラック」に収録されています。チークタイムでこの強烈な別れの歌は後の展開をほのめかしているなと思ったら案の定、二人の特別の夜はお預けとなってしまいました。
英語の先生に振られちゃったフェズに声をかけてくれた音楽の先生はディスコクイーンとして一世を風靡したGloria Gaynor。彼女の歌う"I Will Survive"(恋のサバイバル)は孤独でも強く生きていこうと勇気を持たせてくれる名曲。78年にリリースして大ヒットしグラミー賞も受賞しました。その後はヒット曲もなく一発屋として記憶の隅に残っていただけでしたが、あの名曲をご本人登場で聴かせてもらえたのは幸せです。フェズのダンスもキュートだったし。
マイケルとジャッキーが愛を確かめ合い踊る曲はLynyrd Skynyrdの"Freebird"。73年にリリースされた彼らのデビューアルバムに収められ代表作として知られています。しかしオリジナルメンバーのうち二人が77年に飛行機の墜落事故で亡くなるという悲劇に見舞われたバンドでした。美しい歌詞とメロディは踊る二人のイメージにぴったり合っていたと思います。

 

#20 A New Hope レッドは以前務めていた工場に再就職できると知ってほっとしていた。フォアマン家の家計は火の車状態だったからだ。そして街に工場主の息子デビッドがやってくる。子供の頃は弱々しかったデビッドにエリックは蹴りを入れていたが、久しぶりに再会するとデビッドはたくましい青年に成長していた。二人は友人だと言ってるものの、すっかりドナと意気投合するデビッドの様子がエリックは気になって仕方ない。一方ドナはエリックの態度が理解できずにいた。
エリックはデビッドに戦いを挑むつもりでいた。だがドナから別れを告げられてしまったエリックに、デビッドが伝えたのは工場の閉鎖の話だった。エリックはレッドの代わりにデビッドの顔にパンチを見舞った。
こだわり

スター・ウォーズ

本エピはスター・ウォーズのパロディ満載。まずタイトルがエピソードW(当時はこれが「スター・ウォーズ」そのものでした)のサブタイトル「A New Hope」(新たなる希望→しかし今回の邦題は「新たな希望」となっています。「る」の字が消えたのは何故でしょう。)オープニングはいかにもスター・ウォーズ風音楽が流れ、フォアマン家の紹介が宇宙上にテロップで流されます。いつものテーマソングは流れません。
エリックら男性陣はすっかりスター・ウォーズにハマってしまいました。マイケルはもう一度観に行きたいとジャッキーを誘うけど相手にされず、スター・ウォーズを理解してくれた女性はローリーだけ。エリックとローリーは急速に接近してしまいます。
エリックが見た夢は'70Showオールキャスト出演のスター・ウォーズパロディ。エリック=ルーク、ドナ=レイア姫、デビッド=ダースベイダー、ハン・ソロ=ハイド、チューバッカ=マイケル、オビワン・ケノビ=レッド、C-3PO=キティ、でR2-D2は掃除機となっています。キティはいつもと一緒だと怒っていましたが。
子供たちがすっかり虜になったスター・ウォーズ、親たちも面白がって魅入っていました。

 

#21 Water Tower 夜マイケルは給水搭に上って、大きなマリファナの葉の絵を描いていた。しかしハイドに中指を立てた手みたいだとからかわれているうちに、搭から落ちて怪我をする。マイケルが病院に行きたがらないので、エリックはキティに治療を頼もうとして両親の寝室に行くと、二人はセックスの真っ最中。エリックはショックが大きすぎトラウマから立ち直れなくなってしまった。ところが両親はエリックの様子がおかしいのは、ドラッグでハイになってるからと勘違いする。
ローリーやドナに悩みを打ち明けたエリックは、ようやく立ち直るが両親に覗いたことがバレる。マイケルとハイドも仲直りするが、絵を完成させようと一人こっそり搭に上ったフェズは、無事に葉を描き上げたもののまたもや搭から落ちてしまった。
こだわり

エリックのトラウマ

キティとレッドのその瞬間を見てしまったエリック。二人の声が耳から離れず、夜もうなされて寝付けません。食事をすれば両親の姿が裸に見えてくるし。ぼーっとした様子で日曜も学校に行こうとするエリックに、キティは「ジョニーはハイですか?」というヤク中チェック本でエリックの行動をチェック。エリックがラリってると思い込みます。エリックは弁解したいけどまさか両親のセックスを見ちゃったって言えません。
困ったエリックは悩みをまずローリーに相談。ローリーは同情してくれます。しかしトラウマの消えないエリックは、ドナと車で二人きりになったときも迫ってくるドナを拒みます。そしてドナに悩みを打ち明けると、ドナ自身は12歳のとき、真昼間にミステリーを読んでいたらハンモックの上での両親のセックスを見てしまったけれど、すぐに立ち直れたとアドバイスしてくれます。
エリックのトラウマは消えたけど、どうしても両親に真実を伝えられないエリック。その脇でローリーがガツンと一発白状してしまいます。両親は一瞬たまげますが「ノックの重要性を学んだ。」と許してくれました。

 

#22 Punk Chick ハイドはベスパに乗って現れたクリスティに一目惚れする。クリスティはまさにハイドの女性バージョン。権力に反抗する姿勢に共感したハイドは、クリスティにNYでパンクロックをやろうと誘われるとすっかりその気になってしまう。ハイドの母は息子の事に関心がないままなので、レッドとキティがハイドを止めようとするがうまくいかない。だがエリックの友情がハイドを思いとどまらせる。
エリックは車の中でドナのブラジャーのホックがはずせず気まずい思いをする。マイケルはレッドとTVゲームの改造に一苦労。ジャッキーはキティに教わりながら宿題のパイを焼こうとするがうまくいかない。フェズは一人彼女も出来ず、孤独感にさいなまれる。
こだわり

パンクロック

ルー・リード
ブルー・オイスター・カルト

クリスティのいでたちはまだまだパンクというにはソフトでしたが、'70s Showの姉妹編"That's '80s Show"には80年代に入って進化したパンクファッションに身を包んだ女性キャラが出てきます。だが'80sは'70sの二番煎じ的イメージが強かったのか13話であっさり打ち切り。少し観ましたがどうもピンと来ませんでした。

ルー・リード:65年にベルベット・アンダーグラウンドを結成。4枚のアルバムを製作後72年にソロデビュー、「トランスフォーマー」などの傑作アルバムを残した。NYのパンクロックシーンに多大な影響を及ぼしている。
ブルー・オイスター・カルト:NYのハードロックバンド。72年にファーストアルバム発表。74年の「Agents of Fortune」からの「死神」が大ヒットする。元祖ヘビー・メタルバンドといわれ、ライブではメンバー全員がギターソロを弾きレーザー光線が飛び交う、当時としてはワイルドなショーを演出していた。
ここでBOCが出てきたのは、どうやらパンクとヘビメタを勘違いしてるからのようです。

 

#23 Grandma's Dead 遊びに来た姑にまたも嫌味をたっぷり言われ、レッドもキティもうんざりしていた。姑を車で送りながらエリックはつい本音を吐いてしまう。「人に優しくしても死なないのに。」とエリックが意見したとたん、姑はエリックの肩で息絶えてしまった。エリックは慌てて帰宅するが、自分が口にした言葉を両親に伝えられない。
レッドは葬式の準備をし、弟のマーティが手伝いに来るが彼は泣き上戸でなんとも女々しい。罪の意識にとらわれたままのエリックはハイドらと飲みに行くが、バーで喧嘩して殴られてしまう。
葬式が終わり、今までお菓子を作り続けることで気を紛らしていたキティは、卵や小麦粉がなくなってしまったことで我に返る。レッドは実家の荷物を整理していて電車セットを見つけ、童心に戻るのだった。
こだわり

おばあちゃんの死
おばあちゃんの死に対するみんなの反応は・・・
エリック→おばあちゃんを殺したのは自分の一言が原因だと思っている。ようやく墓地で本心を語ったとき、エリックを許してくれなかったのはおばあちゃんではなく、墓碑の後ろに隠れていたハイドだった。
キティ→姑の態度にはいつも腹を立てていたが、実際に亡くなってしまうと落ち着かない。ひたすら料理やお菓子を作って気を紛らしている。
レッド→ふてくされた態度で母に接し最期の言葉も「早く行け。」だったことを後悔している。エリックの気持ちを察しビールを飲ませてくれた。母が電車セットを保存しておいてくれたことを感謝している。
ローリー→自分はまだ若いとほっとしている。おばあちゃんのダイアモンドを見つけていただこうと思ったが、家族に相手にされなかった。

 

#24 Hyde Moves In みんなは貯水池で裸で泳いだ後洋服を盗まれてしまう。ハイドは母がトラック運転手と家出をしてしまったので留守だと言ってみんなを家に誘い洋服を貸すが、家の中は荒れ果てていた。ハイドは強がっているがエリックは食事を差し入れたりして同情する。レッドとキティもハイドの置かれた現状を知り、いたたまれなくなってハイドを自宅に招き入れる事にする。
給水地で泳いだときジャッキーは変な病気が移ったらしく顔が腫れてしまう。マイケルはジャッキーの腫れた顔を見て恐怖におののくが、ジャッキーの内面を見ていこうとする。
「女性戦士の会」の活動で忙しいミッジに相手にされていないボブだが、ミッジの同士のシャロンと意気投合する。
こだわり

ハイドの不幸とレッドの怒り

母親が家を出て行き孤独なハイド。うちのテレビはアダルトチャンネルも映るなんて自慢してましたが、お金が底をつきテレビも質に入れてしまいます。家の中は散らかりっぱなしで食べるものもろくになく、エリックはハイドのことを真面目に心配していますが」他のメンバーは、マイケル→ジャッキーの腫れた顔がショックで立ち直れない、ドナ→自分の大きな手の事を気にしている、とまるで関心なし。フェズの言ってることは相変わらず意味不明です。そして工場が閉鎖されこちらも台所事情が厳しいフォアマン家。ハイドのことは察しても家族をもう一人増やす余裕はありません。しかし福祉施設に送られたらどんなに辛い思いをするかと想像を始めたレッドは怒り爆発。世の中を罵倒してハイドを家に連れて行くことを決意します。このときレッドが連発する四文字言葉はブザーで消されていて字幕も××××と表されていますが、最後は何も言ってないのにブザーが鳴ってました。ケーブル局製作の番組では規制がないのでHBOのドラマなどでは頻繁に聞かれるこの言葉も、地上波では表現を変えて表されるので聞くことが出来ません。MTVの「オズボーンズ」ではオズボーン一家がやたらとこの言葉を発するのでブザーが鳴りまくっていました。

 

#25 The Good Son フォアマン家に居候を始めたハイドは夜中に宿題を頑張ったり、ガレージの掃除や皿洗いをやったりと今までとは別人のように真面目に生活している。キティもレッドもハイドに期待し、夜食を作ったり小遣いをあげたりと面倒見がいい。自分が両親にかまってもらえない事をひがみ始めたエリックは、両親の意識を自分に向けようとボウリングのボウルを取り出し、ソファの上でどれだけ弾むか試そうとして、誤ってテレビにぶつけ壊してしまう。レッドが怒るとハイドはエリックの身代わりになろうとする。だが結局レッドは二人を怒鳴りつけた。
レッドのところに戦友のブルが訪ねてくる。ホットバスの商売で一儲けしたブルはレッドに一緒に働くように薦めレッドもその気になるが、その後夫婦でブルに招待されたのがスワッピングパーティだとわかってレッドはショックを受ける。
こだわり

ブルとお風呂

ロック・ポップス

ブルを演じていたMitch Pileggiは「Xファイル」のFBI副長官スキナーとして有名。いつもの厳しい表情とは違って、オヤジの笑顔を振りまいていました。そしてブルの妻ジョイを演じていたのが、実際のMitchの妻であり、Xファイルではスキナーの秘書を務めていたArlene Pileggiでした。本エピでも仲睦まじい様子を見せてくれています。
屋外に風呂桶を置いて水着で入るなんて日本では信じがたい情景でも、アメリカではちょっとリッチな気分。ブルはこの商売で成功した模様です。ちなみにブラジルではこのようなホットバスを「Ofuro」と呼んでいます。日系文化がそのままポルトガル語として認知された例ですが、わざわざ「お」をつけて呼ぶところがかわいらしいです。

音楽とは無関係の口の中ではじけるキャンディ。袋の中にオレンジ色の小さな粒が入っていて、口に含むとプツプツとはじけ始めます。少量食べる分には問題ないけど、一気に口の中に入れたらとんでもないことに。