Episode  Guide 第6シーズン

タイトル メインストーリー サブストーリー&感想 またはツッコミ

 

6-1

 More Monsters

「怪物の爪痕」

マーシー病院の休憩室でボスコ、フェイス、クルスが聞いた銃声、銃弾は窓を通って彼らをめがけて撃ち込まれた。必死で応戦するクルス。うずくまったままのフェイスの上を気づくとボスコが覆いかぶさっていた。ボスコの顔は血だらけで意識がない。
病院内ではサリーが爆発で負った顔の傷を治療してもらい、デイヴィスも病院へ駆けつけた。一方キムとレヴィーンはトイレに行きたがる患者の子供 に付き添っていた。そのときこちらにも銃弾が飛んでくる。
モンローは首を絞められ白目をむいていた。犯人の一人と一対一で応戦するデイヴィス。犯人は弾が切れるとナイフでデイヴィスを襲った。絶体絶命のピンチ。それを救ったのはサリーの一発だった。
トイレで体を盾にして子供とレヴィーンを守るキム。彼女は必死だった。
カルロスは事務所の机の下に隠れていた。犯人の一人が弾を補給している隙に、カルロスは手元にあったコーヒーカップを犯人の頭に投げつける。見事に命中 してカルロスはひるむ犯人に襲い掛かるが、あっさり窓の外に投げ飛ばされてしまう。
グレイスはERドクターと患者治療に当たった。
ボスコの意識が戻らない。フェイスは人工呼吸を続ける。ようやく病院が落ち着きを取り戻し、ボスコは治療を受ける。だがすでに心停止状態で、ボスコの胸にパドルが置かれる。フェイスはいても立ってもいられなかった。
ボスコの脈が戻り、オペ室へ運ばれる。フェイスはローズにボスコの怪我の報告をする。

署に戻ったキムにジミーから電話が来る。ジミーは事件のことを心配していた。電話を置いた後キムはカルロスに、ジミーと結婚する事、家族と生まれてくる子供とともに家庭を大切にするために仕事を辞めることを告げる。もうこんな思いをしたくないというのがキムの本音だった。

今回の銃撃がドナルド・マンの手によるものだと知ったクルスは、マンのアジトを知っているヨシを連れてマンを探しに行き、すかさずフェイスはそのあとを追う。マンをビルの屋上のプールに追い詰めたクルスは銃を突きつけるが、丸腰のマンに銃弾を浴びせたのはフェイスだった。マンの遺体はプールに浮か んでいた。
お得意のクリフハンガーのその後。そしてS5ファイナルではわからなかった同じ時間に他のメンバーは何をしていたのかが明らかになります。銃声が始まってからしばらくの間は会話はほとんどなく、延々と銃撃戦が続きます。銃の腕は確かでパワフルなクルス。ボスコを救う事に必死のフェイス。九死に一生を得るキムやモンロー。力でねじ伏せるデイヴィス。困ったときの強い味方のサリー。そして意外な闘志を見せるカルロス。それぞれの死闘が繰り広げられました。しかし動けないボスコが一番辛い・・・あのボスコが瀕死の重傷を負うとは。ボスコファンは 衝撃的なシーズンスタートです。
何より残酷に思えたのが、撃たれた犯人の脳からじわじわとにじみ出てくる血液+α。そこまでリアルに演出しなくてもってかなりぞっとしました。 そして相変わらずクルスは怪我人相手に激しい拷問をしまくり、やり過ぎクルス健在です。

ドナルド・マンがプールに死体として浮かんでいるエンディングは話に聞いていましたが、ここはNY。青い水がきらきら輝くプールとは程遠く、屋上に設置されたプールはどちらかというと貯水槽に見え、その中にぼーっと浮かぶマンの 最期がより寒々しく感じられました。しかしOZのピーターといい、TWのジーンといい、KISSの運命ははかないですね。

ジミーからの電話はカルロスが受け、受話器をキムに渡します。ジミーの声がするわけではありませんが、ジミーがすぐ側にいるように感じられました。とんでもない一日が終わり、キムはこの日限りで恐ろしい思いをするのはやめようと心に決めます。そしてその思いを唯一カルロスに打ち明けます。
キムが心を許せる相手がカルロスしかいない寂しさ。状況はすっかり変わってしまいました。カルロスはキムの結婚を祝福し、 今までの業績を称えた後寂しくなるねとつぶやきます。 また会えるねとキムの頬にキスするカルロス。ジミーとキムの息子にカルロス・ドーティーはありえなくても、きっとキムはカルロスのことを忘れないでしょう。
FDNYのオリジナルメンバーはついにカルロスだけになってしまいました。グレイスが今シーズンよりレギュラーに加わりましたが、これはあまりにも寂しすぎます。そしてますますクールでかっこよくなったカルロス。たくましくならざるを得ませんからね。
6-2

Alone Again,Naturally

「すれ違いの代償」

クルスは泳ぎながらマンの手錠をはずしてからナイフを水中に落とす。「私がマン に刺されそうになったから、あんたがかばって撃った。」とクルスはフェイスに証言するように促す。フェイスは嘘をつきたくなかったが、スワースキー警部補が到着するとフェイスはクルスをかばって撃ったと偽証する。
二人は署に戻ると内務鑑査の面接を受けるが、特に問題はなかった。

ボスコは視力が戻らず職場復帰も難しいとフェイスは医者から聞かされる。勤務に戻るとフェイスはサリーとパートナーを組む。 そこにフレッドから離婚届が運ばれてくる。パトロール中フェイスはフレッドの職場に乗り込むが、フレッドは子供たちの養育権を奪うつもりで「ボスコによろしく。」と言ってフェイスを相手にしようとしない。
フェイスは悪態をつき署に戻ると、警部補がフェイスに刑事昇進の決定を告げる。フェイスは昇進を辞退したがったが、子供たちの養育権を得るなら刑事になった方がいいとサリーに言われる。

クルスは自分のデスクに知らない男が座っていて驚く。彼はブルックリンの刑事課から来たミラー警部補だった。ミラーはクルス のやり方にいちいち文句をつけ、情報屋もただで使うようにと指摘する。そして命令に背いたら即追い出すと脅してきた。
クルスのところに知らない男から、近くに内務鑑査のスパイがいるという電話がかかってくる。クルスはすぐにミラーを疑う。しかしその晩内務監査のフィニー警部と会っていたのはモンローだった。彼女こそクルスの有罪を立証しようと 内務監査が送り込んだスパイだったのだ。
共に恐怖と戦ったデイヴィスとモンローは愛を確かめ合い、その後パートナーを組む事になります。二人はデイヴィスの顔なじみのティーンエイジャーの車泥棒3人組を尋問していると、一人が現場から逃げ出し交通事故に遭って死亡します。車の持ち主の老女は自宅で殺害されており、彼女らは殺人犯として有罪になるはずでしたが、尋問の動機がつかめずうやむやになりかけます。デイヴィスが「では交通違反の切符を切ったことにする。」と言い出すと、それは偽証だとモンローが怒り出します。
モンローの正義感はこのときはもっともだと思いましたが(そしてデイヴィスの考えも一理あります)彼女が内務鑑査の者だとわかると、55分署が見張られているような複雑な気分になってきます。
レギュラーの一人が内務監査のメンバーというのは「ブルックリン74分署」のドノヴァン巡査部長の例がありました。

クルスを目の仇にするミラー警部補を演じるのはAidan Quinn。ベテランらしい渋い演技が光っています。

フェイスはボスコの職場復帰が難しいと言われても、戻ってきたらまたパートナーを組みたいと願っています。そのためにもフェイスは刑事になりたくなかったのでした。勤務の後は必ず病院へ行くフェイス。ボスコの側にいたいという思いは、フレッドの突きつけた離婚訴訟へと繋がってしまいました。

「Alone Again,Naturally」とはギルバート・オサリバンの70年代のヒット曲のタイトルです。

今回は完璧にNYPDのストーリーでFDNYの入る隙はありませんでした。すでに警察ドラマになってしまったのでしょうか?寂しいです。
6-3

Last Will and Testament

「生命の証」

 

55分署にアカデミーを卒業した新人警官が入ってくる。彼は内務監査のフィニー警部の息子のブレンダンだった。そうとは知らなかったサリーは、フィニーという名前に過剰反応して悪態をつく。サリーはフィニーとの間に忌まわしい過去があった。

デイヴィスはブレンダンと組み、新人教育を任される。早速ブレンダンはパトカーの運転を買って出るが、通報を受けて現場に急行するときサリーのパトカーと接触しそうになったり、チャイナタウンの爆竹の音に驚いて銃を抜いたりしてしまう。挙句の果てに注意されると口答えしてくるので、サリーの怒りは爆発する。

チャイナタウンでは結婚式が行われていた。モンローと組んでいたサリーは銃声を聞き駆けつけると、レストランの店内で花嫁が倒れていた。覆面をした犯人はバイクで逃走する。現場にはミラーとクルスも到着。ここを牛耳るマフィアのドラゴンズに明るいクルスは、ミラーの注意を無視して独自に捜査を開始、犯人を捕らえる。

一方犯人の逃走方向で待機していたデイヴィス達の前で交通事故が起こり、横転した車に女性が取り残された。彼女は女医で、自分の症状から先が長くない事を悟り、ブレンダンに遺言の筆記と家族への伝達を依頼する。まもなく彼女は亡くなり、ブレンダンは夫と娘のところへ、悲しい知らせを伝えに行く。

警官の仕事の難しさを身を持って体験したブレンダンに、デイヴィスは「現場では思い通りにはならない。できるだけの準備をしておくように。」と語る。
55分署に新人警官ブレンダンが赴任してきますが、父を尊敬して警察官になったブレンダンはとにかく生意気。デイヴィスも呆れ気味です。しかし死が目前に迫った女性から家族へ伝える言葉を受け取り涙ながらに伝達したとき、ブレンダンはアカデミーで学ぶのは基礎に過ぎず、現場で経験する事で一人前の警官になっていくことを知ります。
ブレンダン役のJosh Stewartが本エピよりレギュラーキャストに加わります。

フェイスの刑事昇進のセレモニーが行われるので、フェイスはフレッドに子供たちをよこして欲しいと頼みます。だが子供たちは会場に現れませんでした。式が終わるとモンローが昇進を祝いに駆けつけます。だがこれはクルスの有罪を決定付けるための証拠集めで、モンローが付けた隠しマイクからの二人の会話を、フィニー警部は盗聴していました。

カルロスは新聞の星占いで火星と木星が一列に並んでいて、今こそが職場恋愛のチャンス!と信じ、グレイスと一緒に意気揚々と救急車に乗り込みます。ところが霊媒師のところで倒れていた男性を救護しているとき、カルロスは霊媒師を怒らせてしまい、100ドル払わないと呪われると脅されます。
カルロスは呪いを信じる気はなかったのに、その後突如ホームレスから脅されたり、もう少しでタクシーに轢かれそうになったり、休憩室で梯子の下敷きになりかけたりと次々に不幸に見舞われます。
これは霊媒師に100ドル払って呪いを解いてもらうべきだと決意したカルロスに、自ら呪いを解く志願をしたのがレヴィーン。彼女はカルロスにおまじないを掛けた後、突如濃厚なキスを迫り、職場恋愛のスタートを宣言します。呪われたカルロスの結末は意外な方向へ来てしまいました。

ボスコは昏睡状態のまま普通病棟へ移されたようですが、姿を観る事はできませんでした。
6-4

Obsession

「セルフ・ポートレート」

刑事として初出勤の日、フェイスは学校の前でエミリーに会う。エミリーはフレッドとフェイスの板ばさみ状態にうんざりしていて、フェイスがエミリーがセレモニーに来なかったことを残念がると、エミリーは空いている椅子を見てがっかりした気持ちがわかっただろうと反論する。

サリーとモンローがアパートで夫婦喧嘩の仲裁をしていると、天井から血が滴ってきた。上の部屋を見に行くと、銃で自殺した男の死体が腐乱し始めていた。男は自分の行動をビデオに記録していたようだ。
現場にフェイスとジェリーが入り、サリーに呼び出されたデイヴィスとブレンダンも立ち会う。フェイスが男の所持品を調べると、男の名はアーロン・ゴードン。彼は二ヶ月間毎日録画を残していた。自殺として簡単に片付けられる事件と思われたが、フェイスは残されたビデオテープを細かく調べることにする。

署に戻ってフェイスはテープを観続けた。アーロンはある日運命の女性を見つける。彼女は子供たちに優しかった。アーロンは毎日彼女の姿を追ったが、ある日彼女が男とキスしているところを見てしまう。彼女に裏切られたと思ったアーロンは、彼女を殺そうと企む。
ところがその先について録画したビデオテープがない。フェイスはもう一度現場に戻り、自殺の瞬間を映したテープの前の方に、爆弾装置を作っている映像が残されているのを見つけた。シンディという赤毛の女性が、アーロンに命を狙われている。

それ以上の情報は得られなかったが、ビデオテープに残されている録画した日時から、シンディが姿を見せる場所は学校の下校時だと特定できた。爆弾がシンディのところに届いているかもしれない。警察は即学校でシンディらしき女性を捜す。
シンディは先生だった。そして爆弾の入ってる箱を持っていた。フェイスは先生に近づき、子供たちを脅さないようにそっと箱を引き取り安全な場所へ持っていった。
サリーはとにかくフィニー息子のブレンダンが気に入りません。フェイスのロッカーが空いたのに、その後に荷物を入れることさえ拒みます。腐乱死体が見つかれば、即ブレンダンを担当に回します。デイヴィスはブレンダンから、昔サリーと父とフィニーが一緒に働いていた事を聞きます。ディヴィスは3人の関係を問いただしますが、サリーは決して教えてくれませんでした。

刑事第一日め。スーツ姿の刑事フェイスは髪を下ろし、警官時代よりメイクもきつくなったようです。そして相棒のジェリーはとにかく食べる事しか考えていません。時間があれば「めしに行こう。」とフェイスを誘います。
自殺が教えた殺人未遂事件。命を掛けて爆弾処理に当たったフェイスは相当緊張していましたが、無事に任務を果たしました。

腐乱死体を見つけたとき、サリーは救急車を要請、駆けつけたカルロスとグレイスに運ばせようとします。これにはさすがのカルロスも怒り爆発。おまけにグレイスにはレヴィーンとの関係を突っつかれ「僕は彼女なんていません!」と力いっぱい否定していました。

モンローは警察の腐敗を憂いて、自ら内務監査に志願していました。フィニーはモンローに、早くフェイスから真実を聞きだすようにとせっつきます。
デイヴィスはモンローにもう一度やり直したい、チャンスが欲しいと頼みます。モンローはデイヴィスの熱意に彼を許しますが、二人が帰ろうとしてモンローが外のゴミ箱を開けると、中に少女の全裸死体が捨てられていました。そのまま#5へのクリフハンガーになります。

ボスコ、クルスの出演はなし。レヴィーンも姿を現しませんでした。

 

6-5

The Hunter,Hunted

「血塗られたメッセージ」

 

55分署前のゴミ箱に捨てられた少女の遺体は血液が全部抜き取られ、「ミラー警部補のために」と書かれたメッセージカードが首に結わかれていた。ミラーはブロンクスの殺人課でこの連続殺人事件を追っていたが、手を引かされ55分署に異動させられたのだった。ミラーは新米刑事のフェイスが事件を担当する事に難色を示したが、彼女の新鮮な視点から事件を洗いなおすのもいいだろうとフェイスと組んで捜査を始めた。

検死の結果、遺体から完全に血を抜くことができるのは医療関係に従事するものだろうと想像がついた。制服警官は聞き込み捜査に当たるが目撃情報が得られない。その後遺体はジョージアから来た家出少女だとわかった。さらに捜査を続けていくうちに55分署に少女が訪れてくる。彼女は被害者の少女の友人で、少女に緑色の手術着らしき服を着た男が子犬を持って近づき、他の犬を見せてあげるといってライトバンの中へ招きいれ、あっという間に少女を連れ去っていったとを証言した。しかし彼女は、容疑者の顔は見ていなかった。

遺体が捨てられていたゴミ箱の中から指紋のついた容器が見つかり、容疑者が特定できた。容疑者のハーヴィーは性犯罪での前科があり、目撃証言と一致するバンを持っていた。フェイスらはハーヴィーを逮捕するが、ハーヴィーは殺しはしていないと言い張る。警察に来たのも性犯罪者なので引越しをした際登録が必要だったからだった。

フェイスが誤認逮捕で悩んでいる間も、ミラーはハーヴィーに圧力を掛けるべきだと強気でいる。そのとき事件の真相を知っているらしい男が署に連れてこられ、大声で叫びだした。「次の被害者が今血を抜かれているところだ。12時間以内に発見されないと彼女の命はない。」
ミラー警部補に当てた挑戦状つき殺人事件。フェイスとミラーの捜査の影で犯人は次のターゲットを探し出していました。事件の解決は次週に持ち越されます。

カルロスはレヴィーンとの間には何の関係もないと言いたくて、レヴィーンのアパートを訪ねます。だが気づいたら二人はベッドの中へ。翌日カルロスが口止めしたにも関わらず、レヴィーンは二人の関係をみんなに喋ってしまいます。一方バーで出会ったブレンダンとグレイスは意気投合、トイレの中で関係を持ってしまいます。

カルロスとグレイスが911通報を受けて駆けつけると、あたりに人気はなく、突然銃を持った二人組に囲まれます。彼らの目的は救急車に積んであるモルヒネを奪うことでした。カルロスとグレイスは、薬を持ってさっさと消えてくれれば警察に通報しないと約束しますが、ケビンと名乗る男がグレイスのポケットから救急車の鍵を取ろうとして彼女の体を撫ぜ回したため、怒ったカルロスがケビンに飛びつきます。だがまたカルロスはあっさり倒され脳震盪を起こします。
そのとき、事件の聞き込みと称してグレイスに会いたかったブレンダンがデイヴィスと共に現場に到着。グレイスを人質に取った男と向き合います。デイヴィスが男を説得しようと徐々に近づいていく間、あまりの緊迫感に固まってしまったブレンダンは突如隙を見て男を撃ち、グレイスを助けます。
倒れたままだったカルロスは病院へ運ばれる途中で目を覚まし「頭を打つのをやめなきゃ!」と反省し続けます。

カルロスを痛めつけグレイスを人質に取っていた男を演じていたのはLothaire Bluteau。他に「OZ」の囚人タラントや「24」のマーカス・アルバースなどを演じています。
6-6

The Greatest Detectives in the World

「世界一の刑事」

「次の被害者タラ・コネリーの命はあと12時間だ。」と言って自首してきた男は、自分の名前を語ろうとしない。フェイスは生まれて初めて男の尋問を引き受けることになるが、男は「ミラーを連れて来い。」と怒鳴りだす。フェイスは少しずつ話を進めていくが、逆に男に犯罪捜査のノウハウを聞かされる。そして男が「ミラーはレベッカの墓参りをしている。」と言った瞬間、外で聞いていたミラーは怒って取調室に入り、男の首を絞めようとする。

男は過去に犯罪歴はなく、病院には属していない準看護士だった。そして男はタラの身元を証明するものとして、彼女のペンダントを持っていた。やがて署にコネリー夫妻が到着、ペンダントがタラのものだと確認する。男はフェイスに「俺のやっている事を止めて欲しい。自分ではコントロールできない。」と訴える。

男はフェイスに何度も時間を聞き、自分の問いに対してフェイスが期待通り答えてこないと、フェイスをバカ呼ばわりした。また突然嘆きだしフェイスの同情を買ってから、けろっとした顔で演技であることを見せ付けた。さらに家族の事をあれこれ聞かれ、フェイスの怒りは爆発寸前だった。

男の勤務先の老人ホームから連絡が入り、男の名前はジェフリー・バートンだとわかる。ミラーらはジェフリーの家を捜索するが、タラはいなかった。

タイムリミットは刻々と迫ってくる。フェイスはタラの母を取調室に入れる。娘を返して欲しいと泣き叫ぶ母の姿を見て、ジェフリーも興奮し、ミラーに止めてもらいたいと叫ぶ。

ミラーが取調室に入る。世界一の刑事であるはずのミラーは、俺とよく似ている。お互い何かに取り付かれているようだと納得するジェフリー。そしてミラーはようやくジェフリーからタラの居場所を聞き出す。間一髪でタラは助かった。
前エピを受け、連続殺人を自首してきた男とフェイスとの、取調室での会話がメインとなって話が進んでいきます。なかなか名乗らなかったジェフリーはフェイスの尋問では満足できないようで、彼にとって世界一の刑事であるミラーを要求します。しかしフェイスは時間配分を考えながら、上手く自白を引き出せるように尋問を進めていきました。

犯人を射殺したブレンダンはしばらく方針状態でした。ERで診察を受けた後デイヴィスはカウンセリングを薦めるが、ブレンダンは関心を示しません。そこに内務監査担当者を連れてフィニーが現れ、息子の手柄を褒めちぎり、カウンセリングは必要ないと豪語します。ブレンダンはその後ERでグレイスと会い、グレイスが犯人に触られていた事を知っってグレイスを心配します。だがグレイスはブレンダンにそっけない態度を取ります。

カルロスの頭部の怪我はたいしたことがなかったけれど、カルロスが「頭を打つことに慣れてる。」と言ったためにCT検査と入院が必要になってしまいます。レヴィーンは看病するために気合を入れてましたが、カルロスには迷惑な話でした。

カルロスが入院することになったので、デイヴィスはモンローの家に泊まりに行きます。デイヴィスは冷蔵庫から水を取り出そうとして、下に懐中電灯の写真が落ちていたのを見つけます。病院での悪夢を思い起こさせる写真を何故持っているのかデイヴィスは不思議がりますが、モンローは答えられませんでした。

タラが見つかった後出勤してきたクルスが、フィニーにドナルド・マン殺害の容疑で逮捕されたところで次週へ持ち越されます。

ボスコの容態は不明、サリーの出番もありませんでした。
6-7

Leap of Faith

「奈落の底」

逮捕されたクルスは留置所に拘留される。留置所内にはかつてクルスが逮捕した者の仲間が多数入っていて、クルスの姿を見るなり暴力を振るう。クルスも負けずに応戦する。

フェイスがフレッドとの離婚裁判中、突然内務監査が入り込みフェイスを法廷から連れ去る。フェイスは子供たちに声を掛ける機会も与えられず、殺人罪は25年以上の刑務所行きだと脅される。

クルスはドナルド・マン殺害の件で第2級殺人罪に問われる。クルスは真面目に勤務している警察官だが、彼女についての苦情が後を絶たず、地域との繋がりもないということで保釈は却下され、次の裁判までライカー刑務所へ送られる事になった。

フェイスは内務鑑査に逮捕されたのではなく、クルスによるドナルド・マン殺害の件について証言を求められていた。フェイスはフィニーの直属ではない立会人を希望し、完全な免責を求めて取引を行い、真実を証言する事にした。その席で初めてフェイスは、ボスコが殺されたと思って自分がドナルド・マンを撃った。クルスが自分を守ってくれたと話す。フィニーは信じようとしなかった。

フィニーはモンローを呼び、フェイスがドナルド・マンを撃ったことを見抜けなかったのを叱責する。モンローは調査に時間が足りなかったと弁解する。

クルスはライカー刑務所に入るや否や注目の的となる。クルスはかつて自分の手でここへ送った囚人と喧嘩を始め、管理房へ送られる。だがしばらくして看守が釈放を告げに来る。

フェイスは釈放されたクルスになぜかばってくれたのかを尋ねると、クルスはただ「警官は売らない。」と答える。

病院でボスコの意識が戻った。
FDNYに新人消防士が来る事になり、カルロスはバスケの上手い白人は不細工だと言い切るが、新人スズラスチェフはイケメンだったのでみんなは呆然とします。スズラスチェフを演じるJason Shawは過去にParis Hiltonと婚約していた、まさに元イケメンモデルでした。

カルロスとレヴィーンが911通報を受けて出動すると、通報したキャシーは間違いだったと二人を帰そうとします。キャシーは炭酸カルシウムを10錠飲んだだけでした。しかし彼女の自殺願望に気づいたレヴィーンは、彼女の心のケアを考えて、僕たちはカウンセラーではないと言い切るカルロスと衝突します。二人はいったん引き返しますが、今度はキャシーの部屋でガス漏れが起こり、消防車を呼ぶ羽目に合います。
再びカルロスとレヴィーンが言い合っていると、キャシーはアパートの窓から飛び降りようとして窓枠に座っていました。通りかかったサリーがキャシーの説得を始めますが、そこにブレンダンが勝手に乗り込んできて、力ずくでキャシーを引き摺り下ろそうとして四苦八苦します。結局キャシーははしごを使ってスズラスチェフに救助されますが、サリーはブレンダンの行為や態度に腹を立て、ブレンダンの前でフィニー警部の過去を罵ります。

デイヴィスはサリーの言葉の意味が気になり問いただすと、ようやくサリーは過去を語りだします。以前ドラッグ・ディーラーから賄賂をもらっていた警官の中にフィニーやデイヴィスの父がおり、フィニーは罪を黒人警官になすりつけようとして気づかれ、デイヴィスの父を殺したのでした。

FDNYでは久しぶりにDKやウォルシュが顔を見せ、以前の賑わいを取り戻していました。
カルロスはレヴィーンがスズラスチェフと親しくするのが気になり、スズラスチェフの身辺を探ろうとしますが、逆にゲイだと思われてしまいました。
6-8

Broken

「青天の霹靂」

カルロスとグレイスの救急車の前に、体中に傷を負い衣類がボロボロになった状態の男が出てくる。男は前日の夜から行方不明になっていた市会議員のダニエルズだった。ダニエルズはカージャックされ、ATMで預金を下ろさせられ財布とカードを盗まれたと話すが、怪我や盗難の様子から彼の話には不審な点があると、事件を担当したクルスは気づく。そしてようやくダニエルズから、レイプされたことを聞き出す。しかしダニエルズは自分の政治生命や家族のことを心配して、捜査に協力的ではない。

ダニエルズの盗まれたカードが使用され、容疑者が逮捕された。面通しでダニエルズはレイプ犯をいったん特定するものの、すぐに違うかもしれないと曖昧な態度を取り署を出ていく。しかしクルスの執拗な事情聴取でレイプ犯は罪を認める。

クルスは被害届にサインをもらおうとダニエルズの家に行くと、ダニエルズは部屋の壁を叩き壊していた。レイプ犯を野放しにしておくわけにはいかないと書類にサインを頼むクルスを、ダニエルズはことごとく無視する。

レイプ犯は証拠不十分で釈放された。だがそのとき「犯罪撲滅」をスローガンにしていたダニエルズは自らレイプ犯に立ち向かう事を決意し、レイプ犯の後を追った。クルスにリベンジすることを伝えた後ダニエルズはレイプ犯を追い詰め、用意していた銃で撃つ。その後ビルの屋上へ逃げ込んだダニエルズは、クルスに銃を向ける。クルスは説得を続けるが、今度はダニエルズは自分に銃口を向けた。だがクルスの「息子がかわいそう」の声にようやく目覚め、銃を置く。
デイヴィスは父の殉職の裏に何かが隠されていると疑問をもち、独自に調査を始めました。そしてデイヴィズ父を撃ったとされるモリスが、来年25年の刑期を務め上げ出所する事を知ります。

刑務所でモリスと面会したデイヴィスは、当時アイルランド系警官がフィニーを元締めとして、黒人エリアに麻薬をばら撒いていた。モリスは殺しを頼まれたが、ターゲットが警官だとは知らなかった。死んだデイヴィス父とサリーが仲がいいのがわかっていたので、サリーに事件の真相を教えた手紙を書いたが返事が来なかったといった事を話します。デイヴィスはモリスに事件の真相を証言するよう頼みますが、あと1年で出所のモリスは危ない橋を渡りたがりませんでした。

サリーはデイヴィスがモリスと会った事に動揺し、モリスの手紙を無視したのは、モリスに罪を擦り付ける事で、父を失ったデイヴィスを安心して育てられるようにという思惑があったことを漏らします。またモンローは当時の事件担当者の口から、全ては内務鑑査によって仕組まれた事件だったことだと聞き出します。

モリスを演じるのはラッパーのLord Jamar。OZに続いて不幸な囚人に徹していました。

チャーリーが下校前に姿を消し、フェイスはフレッドのGFのキャロラインと一緒にチャーリーを探します。フェイスは誘拐事件を心配しますが、チャーリーは「お母さんに会いたかった。」と一人でアパートの前で待っていました。
6-9

Sins of the Father

「臆病者の息吹」

フェイスはボスコの見舞いに行き、今は離婚の裁判中で子供を失いたくないとボスコに話す。ボスコはフレッドはバカな奴だとつぶやく。

フェイスとジェリーは公園で頭部を殴られた少女の死体を捜査。残されたリュックサックからタリア・ブカリというイスラム系の高校生であることがわかる。フェイスらはタリアの両親を訪ねるが、父はタリアの検死解剖を認めたがらない。父はタリアにはBFはいないと言い切るが、友人らの証言からタリアはクリストファー・ヘイデンと付き合っていたことがわかる。

警察署に呼ばれたクリストファーには父がぴったりと付き添い、タリアが殺されたときもアリバイがあることを主張する。しかし父が離れたすきに、クリストファーはフェイスに自分はタリアと駆け落ちするつもりだったと話す。その後の検死で、タリアは妊娠2ヶ月だったことが明らかになる。

フェイスはタリアの父が妊娠した娘を許せず、イスラム社会の慣習で一族の名誉を守るために殺人を犯したと考え、父を逮捕する。だが父は娘の妊娠を知らなかった。そしてタリアとクリストファーの携帯メールの内容から、タリアを公園に誘い出したのはクリストファーだとわかる。

フェイスがクリストファーの家へ向かうと、クリストファーは車で逃亡する。フェイスらの車やサリーとブレンダンのパトカーに追い詰められ、ブレンダンは車ごと川に墜落する。ブレンダンはとっさに川に飛び込み、クリストファーを救い出す。

妊娠は予定外であり、将来のことを考えクリストファーはタリアの中絶費用を用意した。だがタリアが騒ぎ出したために喧嘩になり、結果的に殺してしまったのだった。

フェイスが帰宅するとエミリーが家にいた。エミリーはフレッドでなくフェイスと一緒に住む事を選んでいた。
女性は男性の財産であり、妻が浮気をすれば夫に殺されても当然のように考えるイスラム社会の慣習が許せないフェイスは、名誉の殺人について知ったとたんタリアの父を殺人者と断定し、よく調べもせず逮捕してしまいます。だが実際に殺人を犯したのはアメリカの文明社会の青年でした。

父の殺害についてデイヴィスは仕事を休んで副本部長に会いに行き、真相を知りたいと訴えます。副本部長はデイヴィスを好意的に迎えますが、早速フィニーに連絡を取っていました。一方デイヴィスにフィニーらの仲間だと思われているサリーも、20年前の事件の再捜査について刑事に質問に行きます。
デイヴィスがフィニーを待っていると、外でモンローの声がします。フィニーとモンローの話から、デイヴィスはモンローが内務捜査の者だと知ってしまいます。フィニーはちょうどいいからと車泥棒姉妹に交通違反切符を捏造した件を追求し「物事の見た目と実際は違う」とデイヴィスを脅しますが、デイヴィスは父の死の真相を解明するとあくまでも強気です。モンローは自分の立場をデイヴィスに説明しようと必死になりますが、怒ったデイヴィスは聞く耳を持ちませんでした。

グレイスが人質に取られブレンダンに救ってもらってから、二人の間は気まずくなっていました。ERに怪我をした容疑者を運んだ後、カルロスはブレンダンにグレイスのところへ行って話してこいと薦めます。グレイスはブレンダンが嫌いになったのではなく、脅されて以来セックスが人を傷つける武器になってしまうことを恐れていると話します。その後ブレンダンがクリストファーを助けたとき、再び二人は顔を合わせ、ブレンダンは出会いからやり直す事を提案します。

クリストファーを演じたRobert Harteは、S2「街角の英雄」でデイヴィスの同僚でマウンテンバイクの男に撃たれてしまったリチャードソンを演じていました。

クルス、レヴィーンの出番はありませんでした。
6-10

Rat Bastard

「地に堕ちたヒロイン」

午後9時55分。モンローはブレンダンを無線で呼ぶが応答がない。そして男に銃を奪われ押さえつけられた。

その日の午後3時、デイヴィスはパトロール前に集まった全員に、モンローが内務監査のスパイであることを暴露する。サリーは怒り、フェイスも噂を聞いてモンローに食って掛かろうとする。モンローはスワースキーに55分署から立ち去るよう命じるが、首を縦に振らなかった。
 
サリーとデイヴィスがパトロール中、ワゴンが猛スピードで前に出てきた。サリーたちが追跡すると、車は追突事故を起こしてようやく止まった。運転席から出てきたウィルコックスという男は娘が撃たれたから病院へ連れて行ってくれと頼む。車内には妻が血だらけの娘を抱えていた。

クルスが事件を担当、ウィルコックスから撃たれるまでの経緯を聞こうとするが、話に信憑性がない。病院で娘が治療を受けている間、妻が人形を大事に抱えている様子が気になったクルスはトイレで妻を追い詰め、人形の中にドラッグが隠されている事を突き止めた。製薬会社に務めるウィルコックスはドラッグを横流ししていたようだ。クルスはウィルコックスから娘を撃ったディーラーがスキーターであることを聞き出す。

モンローはスキーターの居場所を知っていた。誰も組もうとしないモンローのパートナーを自ら買って出たブレンダンと一緒に、モンローはスキーターのアジトへ向かう。だがスキーターに警告するや否や銃を抜かれ、モンローとスキーターは銃撃戦を始める。出遅れたブレンダンはスキーターの仲間に頭部を殴られ倒れる。
モンローはブレンダン、そして本部へ援護の要請をするが、ブレンダンは倒れたままで、パトカーたちも無線が聴こえない振りをする。だが緊急時であることを察したサリーとデイヴィスが現場へ向かい、死闘を繰り広げたあと、スキーターに銃を突きつけるモンローの姿を見る。スキーターはサリーらによって署へ連行されたが、置いてきぼりを食らったモンローは嘆いていた。
前エピの翌日の話。モンローが内務監査のスパイだったことが署内にバレ、突然仲間たちの態度が変わります。今までの友情は嘘だったのかと怒るフェイス。顔を見るなりつかみかかるクルス。男性たちも彼女の裏切りを許せない様子で、モンローのロッカーにはネズミの死骸がぶる下げられていました。
当然デイヴィスは聴く耳を持たず、モンローを冷酷にあしらいます。モンローは腐敗した警察社会には内務監査は不可欠だと持論を述べますが、全く受け入れてもらえません。

元刑事で内務調査を担当していたマッキンリーが、オフィスで何者かに銃殺されていました。使用された銃弾が特殊なもので、警察関係者が絡んでいる事が明らかになります。フェイスはマッキンリーの携帯にモンローから連絡があったことを見つけ、モンローがマッキンリーにデイヴィス父に関するファイルを都合してもらったことを知ります。モリスの死に続き、また事件の関係者が殺されてしまいました。

消防署に「ローン・ウルフ」の役名で有名なカーター・サベージが次回作での役作りのためのリサーチに来ます。愛称スチュのスズラフチェクは子供のころローン・ウルフに夢中で、父と一緒に観ていたことを話して、憧れのスターに会えたことを喜びます。
ところがカーターは今はほとんど仕事もなく、今回もやっとオファーを得たところでした。スチュの消防車の説明が理解できず、現場へ出ても足手まといになるだけ、おまけにすぐに短気になって怒り出します。人身事故を起こし酒の力を借りてなんとかやっているカーターには、かつてのヒーローの面影はありませんでした。すっかり弱気になっているカーターに、スチュは「本当のヒーローは誰も見てないところでいいことをする。」とローン・ウルフのエピソードを思い出して語ります。

救命士たちは銃弾を受けた娘と、スキーターとの闘いで負傷したモンローを運ぶときに姿を現しただけで、消防士たちとの交流はありませんでした。
6-11

Forever Blue

「正義の名のもとに」

サリーはデイヴィス父殺害にフィニーが関与している事を証言するために、モリスから受け取った手紙を持って検察へ出向く。だがモリスが殺されたため、手紙は伝聞証拠にしからならないことがわかる。

サリーはモンローの家へ行き、フィニーを有罪にするために力を貸して欲しいと頼む。モンローは一人の不平分子サリーが訴えてもどうにもならないが、当時の防犯課の同僚が手を組めば可能性があるかもしれないと考え、二人は防犯課の元メンバーを探し出す事にする。

巡査部長だったトミー・マックはピザ屋として成功しており、孫はトミーが警官だったことを知らなかった。トミーはサリーを相手にしない。
人種差別主義者でサリーがデイヴィス父と組むことを快く思わなかったマーク・リセッティは、2年前に自殺していた。
臆病者のダニー・マッゴーワンは、サリーたちが家を訪ねるとライフル銃を撃って脅した。だがデイヴィスが父の死の真相を救命しようとしているという話を聞いて、事件当時フィニーの命令で「公園で暴行事件が起こった。」と偽の通報をしたことを白状した。
スコッティ・マレーはバーで飲んでいて、サリーの姿を観ると喧嘩の続きをしにきたのかと思う。だがダニーにみんなでフィニーを有罪にしようと説得され、スコッティは車を運転していただけだが、フィニーとモリスの会話の中身を知っていたことを話す。

サリーとモンローは、ダニーとスコッティを検察へ連れて行くことにする。二人はトミーも来ると思っていたが嘘だとわかり、いおまけに検事は二人の話をまともに聞いてくれない。ところが意気消沈する二人の前にデイヴィスが現れ、二人は父にそっくりの息子の姿に驚き、さらにトミー・マックがモリスが撃った銃の証明書とアパートの契約書を携えて現れ、フィニー有罪の決定的証拠がそろった。フィニーは検察へ呼ばれる。
ついにサリーはデイヴィス父殺害の証言を行うことを決意し、モンローに助けられながら証人を集め始めます。
サリーがアカデミーを卒業したのは79年、55分署に配属されたときの指導教官がデイヴィス父でした。サリーはその後もデイヴィス父と組み、防犯課に引き抜かれて麻薬取り締まりで功績を挙げていきます。
ある日サリーはデイヴィス父から報酬を渡され、金を受け取ったふりをしろと言われます。サリーは仕方なく金を受け取り教会に寄付しますが、デイヴィス父は家計の足しにしていました。
防犯課では大きな金が動く大物ディーラーを狙っていましたが、デイヴィス父がみんなを売る気だという噂が広まってきます。証拠を隠滅するためにはデイヴィス父を口封じする必要があり、フィニーはモリスを雇ってデイヴィス父を殺害させたのでした。

サリーの若い頃を演じるEthan Aronoffはサリーの雰囲気をかもし出していました。デイヴィス父役のRoger Guenveur Smithは「OZ」S1にイスラム教徒の囚人マーシャ役で出演。ダニーを演じたのは「ツイン・ピークス」等に出演した怪優David Patrick Kelly。そしてスコッティには「ロズウェル」のヴァレンティ保安官役でおなじみのWilliam Sadler。渋いベテランたちの演技が光っています。

モンローがフィニー逮捕に向けて奔走してくれた事に対しデイヴィスは礼を言いますが、モンローを許そうという気持ちにはまだなっていませんでした。それよりデイヴィスは、ブレンダンに父の逮捕について自分の口から伝えようと急ぎます。

サリー、モンロー、デイヴィス、ブレンダン以外はレギュラーキャストの出演はなし。事件は全く起こりませんでした。

 

6-12

The "L"Word

「愛する者よ」

レヴィーンは非番だったが行きつけのカフェ「ルイス」でペパーミントティーをテイクアウトし、カルロスに届けようとしていた。カルロスはレヴィーンの電話の「愛してる。」の言葉に返事が出来ず、さっさと電話を切ってしまう。その直後、カルロスとグレイスが乗る救急車の無線に、カフェが爆破されたと出動要請が入ってくる。だが渋滞につかまり救急車は身動きが取れない。カルロスは車を降り、5ブロック走って事故現場へ向かう。幸いレヴィーンは無事で怪我人の救命に当たっていた。

ERに運ばれた重症患者のうち、スティーブンという名のIDを持つ男は先が長くないだろうと、クルスたちはスティーブンの家族と連絡を取ることにする。しかし訪ねた先でスティーブンはずいぶん前に死んでいる事がわかった。スティーブンの本名はレイモンド・グ エイで、廃棄物処理工場に9ヶ月働いていたが特に問題を起こすことはなかった。クルスたちがグエイの事を調べていると、JTTF(テロリスト合同特捜班)の刑事ライスがクルスに近づいてくる。ライスはグ エイは国際的なテロリストで、廃棄物処理工場で核汚染爆弾の原料を調達しているのではと疑う。

サリーはERでグニンの見張りを仰せつかっていた。だが一瞬目を放した隙に、テロリスト仲間二人がグエイを奪い取ろうと病院に侵入する。一人はサリーが屋上に追い詰めると飛び降り自殺し、もう一人はライスとクルスの尋問に答えようとしない。ライスは身柄をFBIに引き渡すと言い始める。すると男の体に異変が見られ、放射線火傷を負っていたことがわかる。男に接した人も発病の恐れがあった。

爆破のショックでレヴィーンは落ち込み、エルサレムのテロ爆破のとき誰に電話しているかなど世の中の不安を訴える。ところがカルロスが真剣に話を聞いてないので、レヴィーンは「愛してない方がいい。」と突如別れを告げる。カルロスは病院でレヴィーンの姿を見つけると、「言葉が全てじゃない。爆破のとき君を失うのが怖かった。僕には行動で見せることしかできない。」とレヴィーンへの愛を訴える。
フィニーは検事局へ出向くがあくまでも強気です。今は時代が違う、息子が潰されるだけだと検事が取引するように示唆しても応じようとしません。
フィニーはブレンダンに会いに55分署に来ます。サリーはフィニーの横柄な態度に腹を立て、所詮パトロール警官はNYPD警部を倒せるわけがないと悔しがります。フィニーはブレンダンと川沿いを散歩し、ブレンダンが真実を聞き出そうとすると、檻には絶対入らんと豪語します。
その後ブレンダンの携帯にフィニーから、「検事局へは行かなかった。愛している。」との電話が入ります。父に愛していると一度も言われた事がなかったブレンダンは慌てて家に帰ります。デイヴィスと共にガレージの戸を開けると、フィニーは車の中で自殺していました。弟や妹たちがかわいそう過ぎるとフィニーはデイヴィスの手を借り、フィニーが車の整備中事故に遭ったように見せかけることにします。

フェイスはボスコの見舞いに行き、エミリーやチャーリーの様子を話します。ボスコは検査の結果次第で退院できるようでした。

クルスとパートナーは家族がスティーブンを看取れるように、彼の身内探しをしていました。だが本名がわかったことから、JTTFの刑事が現れ、クルスと合同捜査をすることになります。刑事役のMykelti Williamsonは「新・逃亡者」でリチャード・キンブルを執拗に追い続けるジェラードを演じていました。

「愛してる。」の言葉がもつさまざまな意味。レヴィーンの言葉に行動で返すカルロス。息子への愛を最後の言葉で託すフィニー。フェイスの家族愛も含めて愛という言葉に深く考えさせられます。
6-13

The Other"L"Word

「新たなる門出」

留置された男の症状はどんどん悪化し、血を吐き始める。カルロスとグレイスが呼ばれるが、二人の持っている放射線測定器が反応し、警察署内にいる者は一時避難、男は救急車に乗せられるもののERへ送れず待機させられる。クルスは男のシャツを脱がせようとして吐しゃ物を浴び、被爆が懸念される。

ようやくERへの搬送許可が出るが、男は救急車内で死亡、クルス、ライス、カルロス、グレイスの4人は放射線被爆をしていないか血液検査を受けることになる。カルロスはERへ到着したときレヴィーンとすれ違うが、謝ろうとしたレヴィーンの姿を見つけ「僕に近寄らないで。」と叫ぶ。カルロスは放射線を恐れていただけだったのに、レヴィーンはうなずくと走り去ってしまった。

ライスはクルスに、JTTFに入ったのは9.11以降テロリストと戦うことが使命だと思ったからと話す。カルロスはレヴィーンに誤解を解こうと電話するが、レヴィーンは川に携帯を投げ捨ててしまった。
病院内でグエイも死亡、ライスの上司はテロリスト3人を取り逃がしたと怒鳴り込みに来る。

サリーがクルスにスティーブンの車がカフェの近くに放置されていたと伝えに来る。クルスは早速車内を調べ、運び屋たちはグエイにセシウムを運ぶつもりだったことを突き止める。車内には爆弾製造場所の住所も残されていた。クルスとライスは現場に向かい、男が出てきたところで突入する。だがライフルを持った男は逃亡の末ライスを撃ち、クルスが応戦する。ライスはERへ運ばれるが、意識不明のままだった。クルスはERに駆けつけた妻に、「お父さんはヒーローだったと伝えて。」と話す。
クルスは被爆していたが、その事を秘密にするようDr.フィールズに頼んだ。
前エピからの続き。男の放射線被爆が明らかになり、署内は騒然とします。署員はひとまず消防署へ避難。消防署の優雅な暮らしぶりにサリーは文句をつけ、DKらと言い争いになります。フェイスはたまたま非番で、家でエミリーとトランプをやっていました。

フィニーの葬儀が行われ、警察関係者がフィニーの妻にお悔やみの言葉を述べます。ブレンダンは彼らがひそひそ話す様子から真実を知ってるのだろうと悟り、デイヴィスは子供の頃の父の葬儀が同じ様子だった事を思い出します。デイヴィスは署に戻り、サリーにフィニーのことを突っ込まされそうになってキレてしまいます。グレイスが葬儀に訪れ、ブレンダンはグレイスに父への思いを話します。

ボスコの退院がようやく決まり、ボスコはフェイスに電話します。翌日、外に出るのでローズにセーターを着るように言われて、袖を通した状態でボスコはフェイスとエミリーに会い、その拍子に顔の絆創膏がはがれてしまいました。エミリーはボスコの顔の傷に一瞬固まります。だがボスコは絆創膏を貼り直して出発。病院の規則で車椅子に乗って出なければならないところを無視して歩いて出て行ったボスコは、病院の玄関の前に止まったパトカーと警官たちに感動します。「55デイヴィドが迎えに来た。」フェイスの粋な計らいでした。

ライスは9.11以降テロリストと戦う事を決意しました。だがクルスは9.11のときも何も驚かなかった、なぜならばこっちも殺しているからとつぶやきます。ライスとパートナーを組んで捜査を続けてきたクルスは、彼へ胸のうちをさらけ出す機会もなく、妻の脇で重態のライスを見守るだけでした。被爆を隠し、クルスは孤独に戦っていくのでしょうか。
6-14

The Kitchen Sink


「至上の愛」
フィラデルフィアで警官を殺して逃げてきた男を捕らえた後、ブレンダンの携帯が鳴る。電話は先週ジャングルジムから落ちて、ブレンダンがERへ運んだベンだった。ベンはキッチンの流しの扉に隠れたまま、父が母を刺した一部始終を見てブレンダンに救いを求めたのだ。

ブレンダンとデイヴィスはベンの家に向かう。家の中は血だらけでキッチンにベンの母が倒れ、父はベンを連れて逃げたあとだった。ERへ運ばれた母は意識がなかった。そこへ彼女の夫だと名乗る男が現れる。彼はベンを養子にしたところだった。ベンが連れ去られた事を知ると、それはベンの父親のハリスの仕業で、ハリスは妻への接近禁止命令が出ていると話す。ハリスは感情をコントロールできず、薬を服用していた。

ハリスはベンを、つぶれてしまった印刷工場へ連れて行く。ハリスもかつてこの工場の社員だった。ハリスはベンに母と出会ったときの思い出を話し始めるが、ベンは家に帰りたがってその場から逃げ出す。ハリスがベンを探している隙にベンはブレンダンに電話し、居場所のヒントを伝える。だがハリスに警察に電話している事がばれ、ハリスは携帯を壊す。

警察はベンとハリスの居場所を突き止め、ブレンダンやフェイスらが現場へ向かう。ブレンダンとデイヴィスが建物内に入ると、ハリスはベンを連れて逃げ出し車で立ち去る。パトカーはすぐに追跡を開始、激しいカーチェイスが繰り広げられたあとハリスは捕らえられる。ハリスはベンの首にナイフを当て、「何もかも取り上げられてしまう。」と嘆くが、ベンが「パパはパパだよ。」と否定すると、ハリスはベンを車から降ろし、自ら喉を切る。

ERに運ばれ重態のハリスに、ベンは「パパ!」と叫んで寄り添おうとする。ブレンダンはベンを母のところへ連れて行き、母の回復の様子を見せると、ベンはブレンダンに「今でもパパが好き。」と打ち明ける。
前エピでブレンダンは公園のジャングルジムから落ちて怪我したベンを助けます。ベンが不安そうだったので、困ったときのためにとブレンダンは名刺を渡しましたが、それが役に立ちました。しかしフェイスは捜査途中で、事前にもう少しベンの不安に気づいていればと意見します。

ハリスはベンを愛しており、ベンもハリスが大好きです。しかしキレてしまったハリスを前にしてベンはどうすることも出来ません。それでも恐怖と戦いながら、ベンはなんとか乗り切っていきました。警察に保護されたベンは、重傷のハリスを見ると「パパ!」と叫んで近寄ろうとします。パパとママの仲がうまくいかなくても、ベンにとってのパパはハリスしかいなかったのでした。
「完璧なパパが欲しいけど、でも無理だ。」と涙声になるブレンダンに、ベンは「ブレンダンのパパは何か悪い事をしたの。」と質問します。ブレンダンはそれを認め、「でも好きだよ。」と答えました。
オリジナルタイトルの「The Kitchen Sink」はハリスが隠れて父が母を痛めつける様子を見ていた流し台の事を指しています。

レヴィーンから音沙汰無しのカルロスは不機嫌。「愛してるっていったのに、何故消えてしまった?」とグレイスに尋ねますが、「恋愛問題はパス。」と相手にされません。仕事が終わると今度はグレイスのところにブレンダンが訪ねてきます。「もうちょっと正式な感じにしない?」と恋人としての付き合いを申し出るブレンダンにグレイスは躊躇しますが、影の「早くキスしろよ!」のカルロスの声に二人は応えます。

モンローはパトロール警官に復帰。デイヴィスに口を利いてもらおうとしますが、デイヴィスは相手にしません。モンローが「愛してる」と言っても「手遅れだ。」と突っぱねます。だがモンローは妊娠検査薬の結果の事を、どうしてもデイヴィスに伝えたかったのでした。
6-15

Revelations

「死刑宣告」

 

ブレンダンとデイヴィスが暴走する車を追っていると衝突事故が起こり、ぶつけられた車から積んでいた棺が落ちてくる。棺の中には年寄りと若者、二人の男性の遺体が入っていた。

クルスとパートナーのサンティアゴは捜査を開始、死んだ若者ロドリゲスと車を運転していたロバートがギャングの一味であることを突き止めた。ロドリゲスはギャングのボスのマドックスが絡む二件の殺人事件の目撃者だった。そしてこれまでにマドックスの身辺で事件に関わったものが失踪していた。

クルスはロバートに、ロドリゲスの遺体に指紋がたくさん付いているので殺人罪で逮捕すると脅しをかける。ロバートは怯えるがマドックスについて話そうとしなかった。クルスは今度はマドックスに会い、ロドリゲスの件についてロバートが口を割ったと脅す。ロバートはクルスがマドックスに会ったと知って絶望的になる。マドックスを売ったことで、ロバートの家族の命が狙われるからだ。ロバートはクルスに「俺の家族に死刑宣告した。」と嘆く。

クルスとサンティアゴはロバートの家族を訪ねると、家族は連れ去られた後だった。クルスはマドックスの母の家に行く。そしてマドックスに母のペンダントを見せ、私は手段を選ばないと凄みを利かせる。するとマドックスの手下がロバートの家族の監禁場所を話し、家族は無事に解放された。

 

サリーとモンローはアニーという名のホームレスに呼ばれて行くと、足を骨折したホームレスが寝かされていました。カルロスとグレイスが救護に呼ばれ、カルロスはアニーが取った緊急処置の適切さに驚きます。グレイスはアニーが11歳のときに出て行った母なのでは疑い、アニーの居場所を探してようやく再会します。アニーはベトナム従軍看護士で3回戦争へ行ったが、戦地で助からない兵士たちを安楽死させるためにモルヒネを打ち、自分もモルヒネ中毒になってしまいました。そして家族を捨てて家を飛び出してしまったのです。グレイスはアニーに家に戻るよう説得しますが、アニーは拒んでまた姿をくらましてしまいました。
アニーはイギリスのベテラン女優で「第一容疑者」のジェーン役でおなじみのHelen Mirrenが演じています。

モンローは体調が優れません。サリーと組んで引ったくりの容疑者を追跡中に殴られ怪我をします。そして勤務中の怪我だからすぐに病院へ行くようサリーに言われますが、レントゲン撮影を執拗に拒み続けます。サリーに問い詰められたモンローは、仕方なく妊娠している事を告げるのでした。サリーはデイヴィスにモンローと連絡を取るよう促しますが、デイヴィスは聴く耳を持ちませんでした。

ボスコは射撃練習を始めますが、照準が合わず弾が的を外れてしまいます。フェイスと一緒に練習したときうまくいかないことを話せなかったボスコは、帰宅後フェイスの家を訪ね、現場復帰のためにフェイスに射撃の替え玉になってほしいと頼み断られます。ボスコにはデスク勤務など考えられず、どうしてもパトロール警官として復帰したかったのでした。フェイスに見捨てられたボスコは怒って出て行きます。
6-16

In the Family Way

「闇を継ぐ者」

宝石店が二人組の強盗に襲われ、店主が射殺された。犯人の片方は走って逃げたが、もう片方の男は車で逃げようとして事故を起こし警察に捕まる。男は舌をかんでいたが気分が悪いと言い出し、カルロスが怪我の状況を見ていると咳き込んで、カルロスの顔に男の血液が飛ぶ。男はラッシュ伍長という陸軍の脱走兵だった。ラッシュはERで手当てを受けるが、相棒の事を話さない。

ERには中国人のドクターが学会に来ていて発病し、医師のヒックマンはSARSを疑う。ラッシュも同じ症状が出ていた。ヒックマンはメリーランドにある国立衛生研究所に連絡を取り、医師のデュラントとコナーがNYに駆けつける。中国人のドクターは体調がよくなってきたが、ラッシュに変化は見られない。デュラントはラッシュの血液を分析し、白血球が異常に少ない事を突き止める。そのときラッシュが急変、一命を取り留めるが彼の相棒も病気にかかっていることを疑ったコナーは、フェイスに現場に残された相棒の血痕の分析を申し出る。
その頃カルロスは突如気分が悪くなり、倒れてしまう。

クルスとサンティアゴはマドックスを中央拘置所に移送させようとしたときに、少年が55分署に入り込み正面からマドックスを射殺する。分署内での事件にスワースキーはショックを隠せない。
クルスが13歳の少年マイケルを尋問するが何も喋らず、そのうちマイケルの弁護人とマーセル・ホリスというマドックスの右腕だった男が分署にやってくる。クルスはマーセルに近づく事にする。

クルスとサンティアゴがマーセルに会いに行くと、マーセルは4つのギャングが抗争している地域を分割して統治させ、平和的解決を望んでいると話す。2日間猶予をもらったマーセルはギャングたちに話し合いを促すが、途中で出てきて彼らのいる建物ごと爆破してしまった。
2004年から1シーズンオンエアされた「Medical Investigation」17話とのクロスオーバー。TWが前半でMIが後半となっています。アメリカでは2005年2月18日に、2話続けてオンエアされました。後半のMI部分にはTWからフェイス、カルロス、レヴーンとラッシュが出演。ラッシュが2名クレジットされていることから相棒は彼の兄弟とも考えられます。ラッシュの病気は何だったのか?カルロスはどうなるのか?気になることは多々ありますが、クロスオーバー後半を観る事ができないので詳細は謎のままです。カルロスは無事に治ると思いますが。 (後に後半部分は、FOXCRIMEでオンエアされました)

今回の前半にはMIからコナーを演じる
Neal McDonoughとデュラントを演じるKelli Williamsが出演。メリーランドからNYに出てきて謎の病気の正体を突き止めようとします。MIは国立衛生研究所を舞台にする医療ドラマで、新種の伝染病と戦う医師たちの姿を描いています。

カルロスはレヴィーンから電話をもらい大喜び。すっかり上機嫌でレヴィーンと再会し幸せなときを過ごしますが、その晩突然発病し、トイレで倒れてしまいます。レヴィーンがカルロスをERに連れて行くことになるのでしょう。

ボスコが職場に復帰。フェイスが実技テストの結果を問いただすと、ボスコは嫌味を言って相手にしません。フェイスは実技テストを担当している友人に連絡し、記録を見せてもらえるように手配します。

サリーはモンローに命の明日の保証はないのだから、赤ん坊の事をデイヴィスに言うべきだと意見します。
Medical Investigation
 #17

Half Life

「逃亡犯の脅威」

コナーとフェイスがビルに踏み込むと、中には様々な動物が飼われており、ちぎれた人の腕が落ちていた。そしてライオンが足を食べていた。
ライオンに食べられたマイケル・バンクスはラッシュから盗品を買い取っていたが、彼もラッシュと同じ病気にかかっていた。

ラッシュと株のブローカーのマクドナルド、それにカルロスの3名はマールブルグというウィルス性の伝染病と診断される。この病気にかかるとエボラ熱に似た症状が現れ、3割は死亡する。

新たにもう一名、シャーロットという女性が感染するが、すでに死亡していた。シャーロットはマールブルグを扱う製薬会社で働いており、マールブルグの入った容器を盗み出したことがわかる。シャーロットは妊娠していた。

ラッシュはシャーロットを愛していたが、子供の父親はラッシュの兄だった。ラッシュと兄のリチャード、シャーロットはバンクスに雇われていた。マールブルグはバンクスの部屋に置いてあった。コナーはリチャードがマールブルグを持ち出し、コンベンションセンターに持ち込むことを突き止める。
コナーとフェイスはコンベンションセンターでリチャードを見つけ容器を押収するが、容器は密閉されており感染の恐れはなかった。コナーはライオンの体内から船の鍵を見つけ出し、船を捜索すると感染源のサルが見つかった。
クロスオーバー後半のMedical Investigationには、TWからはフェイス、カルロス、レヴィーンが出演しています。

ルロスの容態は徐々に悪くなっていきます。見舞いに来たレヴィーンはカルロスを心配しますが、自分も感染しているのではないかという不安が頭をよぎります。隔離されたカルロスと話すために、レヴィーンは電話を使います。
コナーに自白せずにいるラッシュ
を、カルロスは「自分の都合で考えるな。最高の自己チュー野郎だな。」と罵倒します。
マクドナルドが急変して死亡、ラッシュも弱ってきます。ラッシュはカルロスに何故強盗をやったのかを語り始めます。
血を吐き苦しむラッシュの姿をカルロスは見ていられません。何とか彼を救いたいとカルロスは自らのチューブをはずし、「奴の手を直接取れるのは俺だけだ。」とラッシュの手を握り、「俺を見ろ!」と声を掛け続けます。だがラッシュも死亡しました。

ついにカルロスも出血が始まり、レヴィーンはマイルズに病室に入れて欲しいと頼みます。「最期の挨拶に来たんだろう。」と問いかけるカルロスに、レヴィーンは「一緒にいたかった。」と答えます。その後カルロスの病状は落ち着き、回復に向かい始めます。

「Medical Investigation」は字幕版での放映となったため、吹替えでは「僕」だったカルロスが「俺」と喋るように変わっていました。レヴィーンを励ます連絡係のエヴァ役のAnna Belknapは、CSI:NYのリンジー役でお馴染みです。

6-17

Kingpin Rising

「帝王の逆襲」

ジェリーが焼死体4体の検死結果を聞いていると、クルスが顔を出し身元を言い当てる。その頃マーセルはギャングたち650人と手を組み、警察に妨害されずにドラッグを動かすプランを立てていた。
約束の2日が過ぎ、マーセルはクルスに会いに行く。マーセルは爆発のあった日のアリバイを用意していて、クルスらはマーセルを逮捕できない。だがマイケルに少年法が適用されないとわかり、クルスはマイケルの母に話を聞きに行った。

マイケルの家は2日前に引越し、新居は前のところより環境がよかった。クルスは母と話をするうちに、マーセルがマイケルに銃を持たせたことを突き止める。マーセルは逮捕されるが「ストリートが危険になる。」という彼の言葉通り、路上でギャング4人が撃たれて死亡、流れ弾で9歳の子供まで犠牲となってしまった。

ボスコがサリーと組んで復帰の初日、暴行事件の通報を受けて現場へ向かうと、母親が殴られてキッチンで倒れており、15歳の娘キミーが血を流したまま失踪していた。フェイスが捜査を開始、キミーの部屋の様子や日記から、キミーがバンパイアに入れ込んでいたことを知る。
3人が「ホロウ」というクラブに向かうと、中にはバンパイアのコスプレをした男女が謎の飲み物を楽しんでいた。フェイスはキミーの日記に出てきたダンテという男を脅すが、キミーはそこにはいなかった。

キミーはバンパイア仲間のピートの家にいた。二人はキミーの部屋でバンパイアごっこをして相手の血を飲もうとしていたが、気づいた母が大騒ぎを始めたため殴ってしまったとキミーは語った。病院で意識が戻った母にフェイスは娘のカウンセリングを薦めるが、母は転んで頭を打ったと家庭内暴力を認めようとしなかった。
ダンテはフェイスの対応に腹を立て、エミリーに近づこうとする。
「Medical Investigation」で放映されたカルロスの病状と回復の様子については、前回のあらすじで簡単に触れられます。「僕は死ぬんでしょ?」とすっかり衰えてしまったカルロスでしたが、出血が止まってみんな手袋をはずしてカルロスに触れるほど順調に回復します。コナーは「運がいい。」と感心していました。
その後もカルロスは療養中、しかし病気のカルロスは面白くないとレヴィーンは職場復帰します。

ギャングたちの間で絶対的な支持を得たマーセルは、クルスの脅しにも動じません。いつの間にかストリートを支配しようとしています。マーセルを演じるWyclef Jeanはヒップホップグループ「フージーズ」のボーカリスト。フージーズは94年にデビュー、96年リリースの2ndアルバム「ザ・スコア」で名曲のカバーラップが爆発的ヒットを飛ばし人気を博しました。その後はソロ活動を行っていますが、フージーズ再結成に向けて動きが見られるようです。

モンローがインフルエンザで休み、代わりにサリーとパートナーを組んだのは復帰第1日目のボスコでした。お客さんモードでパトカーに乗り込まされたボスコは、早速サリーに悪態をつきます。サリーに「文句を言うな。」と怒鳴りつけられると、同情は御免だと言い返すボスコ。ようやく事件の通報で行った先でバンパイアと関わるようになってしまいました。
クラブではボスコの顔の怪我は注目を浴びます。その後はパトカー内でバンパイアを見張りますが、サリーはボスコが戻ってくることを信じており、ボスコは正義の男だと称えます。

ティーンエイジャーを守ろうとするフェイスは、ダンテのふるまいにつっかかってきます。怒ったダンテはネットでフェイスを検索し、エミリーに近づいて復讐を始めようとしていました。
 
6-18

Too Little,Too Late

「連鎖する悲劇」

モンローは胎児のエコーを見せてもらう。妹にエコーの写真を見せ、赤ん坊を産むつもりである事を告げる。

ボスコは電話番にうんざりし、モンローと組んでパトロールに出る。モンローには文句を言わない約束で出たが、つい黙っていられなくなってしまった。
二人は通報を受け社会福祉局へ向かうと、窓口で小切手の再発行を断られた母親ダニエルが、子供の薬代が払えないと怒鳴りつけていた。モンローはダニエルを外に出して60ドル渡し、これで薬を買うようにと薦める。

二人が出てしばらくすると福祉局で発砲事件の連絡が入り、戻ってみると窓口の女性がダニエルに撃たれ倒れていた。ダニエルは主任室へ立てこもる。主任は小切手を渡すが、ダニエルはまだ銃を下ろさない。モンローは銃を置くように説得するが、ダニエルがモンローを狙ったように見えたボスコは銃を発射する。だが銃弾はモンローの腹に当たってしまった。

モンローは病院に運ばれる。彼女の命に別状はなかったが、胎児は助からなかった。ボスコはスワースキーに自分の身を守ることを考えろとといわれる。モンローの妹は「ボスコが姉さんを殺そうとした。」と嘆いた。

モンローはデイヴィスにまだ妊娠のことを話す時期ではないと思っていた。だがスワースキーは事務的に、モンローの様態と流産した事をデイヴィスに告げる。デイヴィスは病室でモンローの手を取る。その様子をボスコは脇で見ていた。
デイヴィスとブレンダンは強盗を追って工事現場で潜入の張り込みを始めますが、デイヴィスはホットドッグ屋のセクシーな店員に呼ばれて売春に応じてしまいます。ブレンダンに逮捕すべきだと言われてデイヴィスは必死で隠そうとしますが、クルスたちが取り調べに来て、事実がばれてしまいました。

フェイスはボスコに目の問題の事を問いただします。フェイスは「あんたを助けたい。」と言いますが、ボスコは聞く耳を持ちません。

サンティアゴはクルスの病気のことを知ります。特に言わなくていい。心配してないからと断った後、サンティアゴはクルスに「一人で闘おうと思わないで下さい。俺が着いています。」と暖かい言葉を掛けていました。

いつの間にかカルロスも元気に職場復帰。ボスコの銃弾が当たってしまったモンローをERに運びます。モンローにデイヴィスに知らせないでと頼まれた妊娠の件を、救命に必要な事柄として医師に伝えた他は黙っていたカルロス。トイレで落ち込んでいたボスコには心配して声を掛けていました。病気によって彼の気遣いが増したのかもしれません。

6-19

Welcome Home

「それぞれの転機」

クルスはドラッグ受け渡し現場を押さえる張り込み中も体調が悪く、イライラしてサンティアゴに当り散らす。そこに火ダルマになった女性が駆け出してきた。彼女の名前はシルビア・カルデナスと言い、クルスは現場近くで宗教的マークを見つける。クルスとサンティアゴはボタニカ(宗教用具店)で発火性のあるフロリダ・ウォーターを発見する。
続いて二人はハイニ・カストロが経営するボタニカを訪れると、店の隅でカストロが倒れていた。病院に運ばれたカストロはクルスの質問に殴った男を訴える気はないと言ってから、シルビアについて話し始める。カストロはシルビアは自ら「サンラリアの巫女」と名乗っていたが、人々を食い物にしてきた。そして二日前に妻の子供を処置したいと言ってきたエルネストという男が、店に来ていきなり殴ってきたと説明する。
クルスとサンティアゴがエルネストの家を訪れると、ろうそくがともされた中に横えられた女性の遺体が見つかった。二人が待っているとエルネストは家に帰ってくるがすぐに逃げ出す。

フェイスはボスコと一緒に射撃テストを受けていたラリーに会いに行き、ボスコが不正をしていないかしつこく追求するがラリーは否定する。ボスコはクルスにあれは事故だったと主張するが、フェイスはボスコの視力を心配しパトロールは無理だと強調すると、ボスコはほっといてくれと怒鳴り返す。
フェイスが止めるを無視してサリーとパトカーに乗ったボスコはエルネスト捜索を開始。マーケットの中で逃げ惑うエルネストを無事に捕らえる。

カストロは勝手に退院してしまっていた。カストロはクルスに訪ねてきた理由を聞き、自分しか信じないと言い切るクルスが白いドレスを着た妹の姿を夢に見る話をすると、カストロはクルスが病気である事を見抜く。クルスはカストロに白血病であると打ち明け、カストロはサンラリアは白血病は救えないが魂を救えるとクルスを踊りの儀式に招待する。
レヴィーンは休暇にカルロスをサプライズな旅に誘います。しかし辺りはすっかり田舎の景色になってしまってカルロスは不安を隠せません。二人が着いたのはレヴィーンの実家でした。
母はカルロスを名前からスペイン人だと思い込み、カルロスがハワイ人だと説明するとどこの馬の骨かわからないと嫌味を言われます。カルロスが必死でジョークを言ってもすっかり白けてしまいました。
カルロスは食事中も両親の鋭いツッコミに耐え、最高にくつろいでいるふりをします。母にアルバムを見せてもらいながら、カルロスは母はレヴィーンが救命士であることが不満だけど、自分はマイノリティなので救命士も素晴らしい仕事と受け止められていることを知ります。
帰り道、両親のことで悩んでいるレヴィーンに対し、最高の彼氏と言ってもらったことを喜びながら、カルロスが自分たちがよければそれでいい、僕は孤児でよかったと答えます。

デイヴィスは顔を合わせると避けようとするボスコに対し、僕を避けることはないと話します。デイヴィスはモンローを見舞い、君のことを忘れられなかった、愛していると本心を語ります。

カストロ役を演じているのはReg E. Cathey。OZでは新署長のクアーンズを演じ、囚人たちの中のブラックパワーを強めようとする曲者でしたが、ここではクルスの悩みを親身になって聞いてくれる心優しい男でした。
サンティアゴも常にクルスの体調を気遣ってますが、クルスはそれが煩雑でたまりません。だが遺体の前でクルスはサンティアゴに死について考えた事があるかと尋ねると、サンティアゴは生きるために戦うと、治療が辛くても耐えて生き残る事を薦めようとしました。
6-20

How Do You Spell Belief?

「信じるということ」

大型車が立ち往生して渋滞が起こり、事故の通報を受けたブレンダンとデイヴィスは身動きが取れなくなる。一方親子を乗せたミニバンの後ろをピックアップトラックが何度も追突してきて、危険を感じた父親はミニバンを歩道に乗せようとする。するとミニバンは55Davidに追突、55Davidは横転してしまった。そこにトラックの運転手がショットガンを持って降りてきて、両親を射殺し、スティービーと呼ばれる息子を連れて逃げ出した。デイヴィスは逆さで身動きの取れないまま、事件の一部始終を見ていた。ブレンダンは意識不明の重態だ。

事件には新聖徒自由教会が関わっている事が明らかになる。フェイスとジェリーは教会に向かうが、教会の中には誰もいない。だが受付の女性と、奥にいた男性が撃たれて倒れていた。フェイスは男性の遺体を見て、犯人は知り合いだと断定する。教会には牧師ジョナサン・タナーの写真が飾られ、写真にも銃弾が撃ち込まれていた。そして牧師の机の上には、児童虐待の証拠写真がばら撒かれていた。

教会の外で血を浴びた青年が立っていた。フェイスが声を掛けるが青年は振り返ろうとしない。フェイスが銃を構えるとようやく青年スティービーはフェイスの方を見た。
警察での取り締まりで、スティービーはフェイスにミニバンの中で家族が撃たれたことを言い始める。犯人を語ろうとしないスティーブは警察をバビロンの政府の手先と毛嫌いし、それはジョナサンから教わったと話し出す。フェイスがスティービーに彼が子供の頃の写真を見せると、性的虐待もジョナサンに因るものであることが明らかになってきた。その頃スティービーの両親や教会関係者を殺したトミーは、ジョナサンをニュース専門チャンネルのスタジオに引っ張って行っていた。
パトカーの横転で、デイヴィスは腕を脱臼しただけで済みましたが、ブレンダンは意識不明の状態。脳にわずかながら出血が見られ、手術を受けなければならないかもしれません。グレイスはブレンダンに付き添う事にします。

カルロスはレヴィーンに最高と言われたことに気をよくして結婚を決意。婚約指輪を買いに行くのにグレイスを付き合わせます。婚約指輪は包んじゃダメとグレイスに言われても、せめてリボンぐらい掛けたいとカルロスは思うのでした。

ボスコは射撃のテストの替え玉は事実無根だと言い張りますが、スワースキーはボスコに留置所当番を命じます。ボスコが現場に出られない事態に、スワースキーは怒りを爆発していました。

クルスとサンティアゴはギャングが撃たれたとの通報を受け現場に向かうと、ストロングタウンライダーズが報復に来た後でした。二人がストロングタウンライダーズの島に行くと、少年が逃げ出します。クルスが追いかけ、切羽詰った少年が銃を構えたとき、クルスが発砲して少年は撃たれてしまいます。13歳の少年は助かりませんでした。

フェイスとのランチがキャンセルになってしまったエミリーはデイヴィッドに誘われクラブに行きますが、デイヴィッド=ダンテの正体が吸血族だとわかって呆れて家に帰ってしまいます。裏切られたダンテはエミリーへの報復を企んでいました。

本エピのディレクターはSkipp Sudduthが担当。サリーとしての出番は一瞬でした。
6-21

End of Tour

「最後の構想」

ジョナサンの息子のトミーは銃を構えてジョナサンをスタジオに拘束し、生放送のトークショーに出演させた。女性キャスターを脇に置いて、トミーはジョナサンを脅し続ける。
フェイスはテレビ局に向かい、トミーと交渉を始める。フェイスは生放送が中断されたとトミーに思わせ、脅しを諦めさせようとした。だがトミーの様子は変わらない。次にフェイスはキャスターに指示を出すが、キャスターは余計な質問を始め出した。
フェイスはスタジオに出向き、トミーにどんどん近づきながら説得を始める。「トミーがいくら脅してもジョナサンは変わらない。だからこれ以上人を傷つけないで。」とフェイスはトミーを信じさせ、銃を下ろさせるとまずトミー、それからジョナサンを逮捕した。警察へ護送される車の中で、ジョナサンはフェイスに自分の宗教観を語り続けたがフェイスは相手にしなかった。

フェイスはまだ帰宅せずエミリーが一人でいると、ダンテがバンパイア仲間を連れて現れる。ダンテはエミリーに母親に電話しろと脅し、ナイフを突きつけた。そこへフェイスに話がしたかったボスコが訪れ、エミリーの様子がおかしいので家に入ろうとするが、ダンテに殴られてしまった。だが意識を取り戻したボスコはダンテを撃ち、エミリーを危機から救った。

サンティアゴはクルスを送る途中、チキンスープを買うために車を降りると何者かに撃たれる。幸い大事には至らなかったが、クルスとサンティアゴはギャングたちに明らかに命を狙われていた。クルスは病室でサンティアゴに復讐を誓うが、サンティアゴは今の状況ではどうにもならないので、マーセルを呼んで取引させる事を提案する。
マーセルは自由の身と引き換えに狙った相手を教える事を約束し、電話を一本かけさせるように頼む。そのとき55分署の前に車が着き、爆弾が投げ入れられた。
前エピを引き継いでいます。

カルロスはプロポーズの機会を狙ってますが、なかなかうまくいきません。レヴィーンと組んだときにおしゃれなレストランでディナーしようと誘いますが、血なまぐさい事件のあとでレヴィーンはぐったりしています。それでもしつこく誘おうとするカルロスは、逆にレヴィーンに別れを切り出したいのかと突っぱねられました。
カルロスは署に戻ってもレヴィーンと言い争ってます。その様子を観ていたスチュはカルロスをゲイだと信じていたので、まさかカルロスが女性にプロポーズなんて思いもよらないようでした。そしてスチュはなかなか指輪を渡せないカルロスに、大切なのは場所より言葉だと教えます。だが結局カルロスは指輪が渡せないままでした。

ブレンダンに付き添うグレイスは、意識不明のままのブレンダンに、絶対確実にならないと話せないのでチャンスをのがしてしまってたけど、今は素直な気持ちであなたは最高と伝えられると話します。するとブレンダンも「僕も同じ」と目覚めて答えを返してくれました。

偶然フェイスの家を訪れたためにエミリーを救い出したボスコに、フェイスはお礼を言います。だがボスコの態度は冷ややかなまま。ボスコは銃の練習に精進し、視力の衰えをカバーする実力を身につけていました。ボスコは自分を疑ったフェイスに対し、自分がいない間に何があったんだと詰め寄ります。

モンローはすっかり回復し、デイヴィスと一緒に帰宅しました。サリーの出番は一瞬でした。
6-22

Goodbye to Camelot

「リアルヒーローたちよ、永遠に・・・」

手榴弾はフェイスがいたロッカールームやクルスがマーセルと取引していた部屋に次々に投げ込まれ、正面からはマシンガンの攻撃を受け、55分署は火の海と化す。サリーは拘留者を避難させた。クルスは逃げ遅れて動きが取れず、モンローが助けに来ても何もできないままだった。消防が到着しモンローが窓を割って助けを求めると、はしご車の梯子で鉄格子を割って消防士たちが中に入り、クルスは無事に救助される。

鎮火した55分署の中はすっかり燃え尽きていた。ボスコは犯人を追いたがっていたが、事件はESUとFBIの管轄になってしまった。だがクルスはボスコに助けてもらいたいと頼み、かつて押収した銃を用意すると、ボスコを連れてマーセルの潜む自動車修理工場へ向かう。
ボスコにはタイミングを見て応援を呼んでと言い残して、クルスは一人建物の中へ入っていく。クルスはマーセルに自首のチャンスをあげると話すがマーセルは相手にしようとしない。そこでクルスは手榴弾のピンを床に落とす。その瞬間建物が爆破された。

1ヵ月後、カルロスとレヴィーンの結婚式の直前、55分署に仲間たちが集まってきた。スワースキーはそれぞれに辞令を渡す。デイヴィスとブレンダンは53分署の防犯課に配属、モンローはソーホーの第1分署のデイシフト、フェイスは重大犯罪課、ボスコはベッドスタイの79分署へ異動することになった。サリーは引退を決意し、スワースキーは本部で書類仕事に追われるようだ。スワースキーは最高の部下だと一人ひとりに感謝し、サードウォッチ解散を告げる。お互い別れを惜しみながら、55分署を去り、55分署の看板もはずされた。
グランドフィナーレらしくキャスト総出演、懐かしい顔ぶれを観る事ができました。
55分署に歩いて救助に来たカルロスは、ボスコらに銃を向けられビックリします。そして鎮火後に愚痴を言いまくるレヴィーンに向かって「そんなことより結婚してくれ!」と突然のプロポーズ。周りの仲間にひざまずけとアドバイスされて、もう一度正式にプロポーズしてレヴィーンの返事をもらいました。

結婚式の直前、カルロスは精神病院にいるドクに会いに行きます。レヴィーンとの結婚を報告しながら、カルロスはドクにいい夫婦であるためのアドバイスを求めます。ドクは毎日愛すればいいと答えました。
カルロスの結婚式にはジミーとキムも参列していました。

最後に55分署閉鎖後の仲間たちの動向をサリーが語ります。アーサーとキングの角に造られたキャメロットはなくなり、10ブロック先に新しい分署ができました。スワースキーは市警本部長となったあと引退、ウォルシュ、DK、スチュは17人の命を救い表彰されます。カルロスとレヴィーンは3人の子持ちでスタテン島に大きな家を建て、デイヴィスは防犯課の警部補になりブレンダンがその下で働いています。モンローは市議会選に立候補。ブレンダンと結婚、妊娠したグレイスは救急のインストラクターとなりました。フェイスはミラー警部と一緒になる予定があり、ボスコは相変わらず現場を走り回っています。クルスは2005年5月6日(本エピのアメリカでの放映日)に殉職、彼女の功績が称えられました。そして毎日、サンティアゴが赤いバラを墓に供えに来ています。
サリーは山小屋で悠々自適な生活。でも釣った魚を取り逃がしてしまったようでした。