Episode 1-9 In Extremis (アメリカのアラブ人)
失踪者を追え! ☆失踪者  アンワー・サミール 30歳 サウジアラビア人。J1ビザで入国し大学に通った後病院で3年間インターンとして働いていた。真面目で腕のいい医師でスタッフや患者からの評判もよかったが、最近は研究機関への異動を願い出、指導医フォークに推薦状を書いてもらおうとしたが受け入れ られず、さらに同僚のリンジーにプロポーズしたが断られていた。研究機関への異動や結婚はテロリストの潜入手段ではないかとマーティンは密かに探りを入れる。
アンワーは以前生化学物質を製造する会社で働いた事があり、そのとき病原体ウィルスの入った薬瓶4本が消えるという事件が起こっていた。

事件を重く見た捜索班は、テロリズム捜査班と合同捜査を始める。アンワーはATMで金を引き出し、その後一緒にいた男とバーで飲んでいる姿が目撃されていた。ジャックとマーティンがモスクへ聞き込みに行くと、アンワーが「僕たちは嫌われている。」と腹を立てていたと話してくれた男もまた、イスラム教徒だから嫌われることに憤りを表していた。
アンワーが一緒に飲んでいた男は、病院で掃除用の備品を盗んでクビになっていたアマール・カーンだとわかる。捜索班がアマールのアパートに行くと、アマールは銃殺され、現場にはアンワーの指紋が多数残っていた。アンワーは殺人の第一容疑者となる。さらにアンワーは銃を持ってフォークのアパートに行きドアマンを脅した事、アンワーが1000ドルの小切手を3回切り、アマールがサインしていることなどがわかる。そして失踪後アンワーはリンジーに電話してきて「すべてがめちゃくちゃだ。もう遅い。」と怯えていた。
捜査の主導権はまだ捜索班が握っていたため、テロリズム捜査班のハリントンは不平をもらしていた。するとそのとき、病院にアンワーの声で爆弾予告の電話が入った。

★真相  爆弾は見つからなかったが、カミールが爆弾を作った跡はあった。アンワーの疑いが晴れない中、アンワーの911通話記録を調べていると、彼が「カマール、何てことをした。バカなことを…」といった後心肺蘇生をしている音声が聞こえた。
再び爆弾予告があり、アンワーからの電話を待っていたマーティンとリンジーも、大勢の人たちと一緒に病院から避難する。そこに銃を構えたアンワーが現れた。
マーティンとアンワーは銃を向け合う。「銃を捨てろ。」と説得しようとするマーティンに「爆弾が仕掛けられている。」と言い続けるアンワー。二人は一歩も譲らない。外ではSWATが待機し、いつでもアンバーを狙える状態にあった。このときアンバーがカマールにしたことは正当防衛だとわかっ ていたが、マーティンはまだそれを知らない。ただこの場を切り抜けようと3人で外へ出ることを提案する。二人はゆっくり銃を下ろそうとしていたが、中の様子がわからないジャックはハリントンにせっつかれて、SWATの射撃を許可してしまう。ずっとマーティンの影にいたアンワーが一瞬動いた隙にSWATが発砲。アンワーは即死だった。
マーティンを追え!

失踪者がサウジアラビア人だと知ったときからテロを警戒し始め、アンワーの読む本の内容が過激だと疑いを持ち始めます。そしてGFのリジーにアンワーについて細かく聞き出したり、彼の過去について独自に調べ始めますが、ジャックはマーティンのスタンドプレーを非難します。さらにアンワーをテロリストだと決めつけるのは勇み足だと主張しているサマンサと対立、 サマンサを「サム」と呼んだら思い切り嫌がられていました。
捜査が進みアンワーの本心がわかりかけてきたところで、銃を持ったアンワーとリンジーとの三つ巴になるクライマックスシーン。捜査官として基本に忠実に、まずはアンワーの銃を下ろさせ説得に当たろうと務めます。たまたま病院内にいて逃げるところでアンワーと鉢合わせになってしまったので、外との連絡を取る手段も持たず、全てがマーティンの責任に。リンジーの口ぞえもあり、とにかく外へ出ようと銃を置こうとしたところで、マーティンの立ち位置が悪かった。マーティンが気づいたその瞬間銃はアンワーに命中していました。とっさに駆け寄るマーティン。マーティンがアンワーを信じようとしていたときにこの結末はあまりにも悲惨でした。

                               

                       

ゲスト オヤジを追え!

◎アンバー・ハリントン (John Finn) 
FBIテロリズム捜査班のチーフ。失踪者捜索班との合同捜査で、あくまでも失踪者の捜索が対象であるため、捜査の主導権が握れず不満を持っていた。しかし病院の爆弾予告電話が入って状況は急変。早速スナイパーを引き連れ、病院の周りを囲んで陣頭指揮を取る。だが容疑者は失踪者であるため確保には捜索班の許可が必要。ジャックはこんな結末を望んではいなかったが、切羽詰った状況で射撃の許可を出してしまう。結果ハリントンは無事に任務を遂行した。

John Finnは数多くのドラマにゲスト出演する大ベテラン俳優。「ブルックリン74分署」で途中から出演した激渋刑事レイの姿は強く印象に残っています。そして7月からWOWOWで放映の「Cold Case」ではフィラデルフィア殺人課のチーフを演じ、さらに渋さに磨きをかけた姿が拝めます。

                          

 

 

                          制服姿がお似合いです。