Episode 2-11 Exposure (カメラマンの夢)
失踪者を追え!
 
☆失踪者  ブライアン・オーウェン 38歳、カメラマン。妻とは別居中。10歳の娘がいる。
バスケット選手ランドール・コーリーの写真を撮るためにホテル脇の路地に待機していて失踪。 血がつき壊されたカメラが残っていたが、メモリーカードは抜き取られていた。ブライアンはパパラッチとして多くの写真を撮っていたが、今の仕事を辞めたがっているようだった。娘の話によると一週間前に、ブライアンに写真を撮られた男に脅されていた。カメラに残された指紋から、カメラを壊したのはランドールのボディーガードだとわかったが、ボディーガードもその後のブライアンの 行方は知らなかった。
ブライアンを脅したエリックは有名俳優との2ショットをブライアンにパパラッチされ、写真が元で俳優はドラッグに依存し命を落としていた。エリックはブライアンに人生を壊された事を恨み、ブライアンが女性と親しげにしている写真を撮ってブライアンの家に送りつけていた。その写真は娘が見つけたが、ブライアンは写真のことは秘密だと娘と約束していた。

ブライアンの元仕事仲間は、ブライアンが最近有害廃棄物とガンの関係について調べ、重金属とニ酸化ケイ素に因る発がん性に関心をもっていたことをマーティンに話した。ブライアンの未発表写真を調べているうちにプラネット・レスキューのデモ活動の様子をとらえた写真が見つかる。その中にエリックが撮 った写真の女性が写っていた。プラネット・レスキューはFBIが捜査対象にしている国内テロ組織で、写真の女性は代表者のメリッサ・ガスリーだった。ガスリーは捜索班の取調べに、ブライアンと付き合っていたが写真のせいで別れた。デモはワイランド工業のアシュトンの工場で行ったと話すが、別のことを隠しているように思われた。
マーティンとサムがアシュトンに行くと、そこにはワイランドの工場から重金属とニ酸化ケイ素の化合物が地下水に流され、その排水が元で26人がガンjに侵されていたことが明らかになる。ブライアンは週に二度アシュトンを訪れ、有害物質の垂れ流しをやめさせる ために、その証拠を掴もうとしていた。

★ブライアンのメモリーカードは、パパラッチ仲間のスコットが壊れたカメラから抜き取っていた。ブライアンが写したはずの写真をスコットが雑誌に発表した事から明らかになったが、メモリーカードの中に、廃棄物を垂れ流している様子を撮った写真が残されていた。ブライアンはガスリーに雇われていたのだ。しかし政府とつながりの 深いワイランド社に、環境保護を訴える嘆願書を送ってもどうすることもできない。ルークは自分自身のために、直接ワイランドのところに出向き決定的瞬間をとらえようと思った。
スコットの証言から、ブライアンが追っていたのはワイランドの車であることがわかった。週末ワイランドは別荘に行っている。マーティンらは別荘にブライアンを探しに行き、崖から望遠レンズで別荘内を写そうとして、滑り落ちて倒れていたブライアンを見つける。

マーティンを追え! 「剣に生きるものは剣に死す。」とパパラッチを嫌い、ゴシップ好きなサマンサを胡散臭そうに見ていました。だがブライアンの本当の狙いは環境保護に向けられている事を知り、次第に好意を示すようになります。アシュトンでガンに侵された少年がブライアンのカメラを借りて彼を写した話を聞き、 ワイランド工業の廃棄物垂れ流しに憤りを感じたマーティンは、ブライアンの思いが通じたのでしょうか。ワイランドのプライベートを暴く事でワイランドの力を封じ込めることができるかもと 考えて行った先は、ワイランドが休日を過ごした別荘でした。案の定ブライアンは崖から足を滑らせ、倒れたまま虫の息でしたが、カメラの事を気遣っていました。
ブライアンが無事に保護された後も、彼が撮ったワイランドと愛人との2ショットを利用できればと、ワイランドへ怒りをぶつけていました。

     

     

ゲストオヤジを追え!

◎ブライアン・オーウェン(John Pankow)

パパラッチカメラマン。芸能人のスクープ写真を多く撮ってきたが、敵を作ることも多かった。しかしブライアンが目指していたのは環境保護。ワイランド工業が廃棄物を川に垂れ流していたことでガンの犠牲者が続出した事を知り、なんとか食い止めたいと自ら行動に出る。

John Pankowはシカゴで育ち、大学時代に演技を学び、NYに出てオフ・ブロードウェイやシェークスピア・フェスティバルで舞台に立つ。その後はTVや映画でも活躍。ヘレン・ハント主演のシットコム「あなたにムチュー」にポールの従兄弟のアイラ・バックマン役でレギュラー出演した。
若きウィリアム・ピーターセンが活躍する「LA大捜査線/狼たちの街」や「摩天楼はバラ色に」などの映画にも出演している。