Episode 2-4 Prodigy(親子の絆)
失踪者を追え!
 
☆失踪者  ナターシャ・ツェトコビッチ。ロシア出身の天才バイオリン奏者。1ステージで15,000ドルを稼ぎ出し、両親とマネージャーがスケジュールや売り上げを管理していた。ナターシャはコンサート 終了後楽屋で争った跡があり、非常口から連れ去られていた。楽屋には偽造されたスタッフカードが落ちており、ナターシャが使っている25万ドルの価値があるセラフィナのバイオリンも消えていた。バイオリンを狙った犯罪も考えられた。
ナターシャの父ドミトリーは、モスクワで密輸をして25年の実刑を受けていたが、実際には2年で出所しており、恨みを買っている恐れもあった。ナターシャはツアーのスケジュールがきついことをこぼしていたが、母にはそのままでいいと言って我慢するつもりだった。ヴィヴィアンは母の話を聞きながら、ナターシャのオルゴールの箱の中からドラッグを見つける。鎮痛剤として使われるドラッグはマネージャーの息子のショーンの物だった。ナターシャとショーンは親たちに内緒で付き合っていて、マネージャーが知ったとき、黙っていてくれとナターシャはマネジャーを脅した。事件のあった日、ショーンは学校を休んで姿を消していた。

マーティンはバイオリンのディーラーと接触を持ち、セラフィナの入手を待った。ナターシャのドクターは、ナターシャがしばしばパニック発作を起こしていたが鎮痛剤は使っていないことを話した。
ショーンがホテルの部屋で発見される。ショーンはコンサートの後ナターシャが来るのを待っていたが現れず、ドラッグを服用してぐったりとしていた。
ナターシャはコンサートのたびに、40代半ばの髭を生やしたロシア訛りのある男に追いかけられていたことが明らかになる。ナターシャのメール履歴から、その男がロシア時代のドミトリーらと一緒に 写っている写真が見つかった。男の本名はアレクサンドル、ナターシャの実の父親だった。母はナターシャに父は2歳で死んだと話していたが、アレクサンドルは10年前から娘を探していた。アレクサンドルはナターシャを楽屋で捕まえるとバイオリンを処分し、ナターシャを自宅へ連れてくるが、ナターシャはバイオリンの売り上げ10万ドルを持って逃げ出す。バイオリンはディーラーに渡り、マーティンが取り戻した。

★ナターシャは病院へ運ばれたショーンと連絡を取り、二人は車でメキシコへ逃げることにする。だが車は事故を起こし、二人は保護される。ナターシャは両親を許そうとしなかったが、ヴィヴィアンは親の気持ちをナターシャに話した。ナターシャは両親に、ショーンはマネージャーの父に迎えられる。
ポール・スターリングを追え! ナターシャのバイオリンを探すために、バイオリンのディーラーに近づく役で白羽の矢が立ったのがっマーティン。マーティンはポール・スターリングと名乗って、クライアントとディーラーの仲介役になります。髭をたくわえ眼鏡をかけたマーティンはインテリ風。元祖お坊ちゃまの品のよさが、変装をよりリアルに 見せています。
マーティンはまずディーラーを信用させることに成功。メールアドレスを渡すと帰りがけに「犬が好きか?」と聞かれ、とっさに「好き。」と答えます。すると後に犬のイラストのメールが送られ、セラフィナの入手が知らされます。次はちょっと豪華なアタッシュケースに札束を詰め込んだマーティンは、早速出向くとバイオリンをチェック。いかにも知ってるふりをして褒め称えます。そして70万ドルと引き換えにバイオリンをいただいたところでヴィヴィアンたちが踏み込み、ディーラーは逮捕されました。お坊ちゃまの変装が役立ち、 一件落着でした。

  
 

番外編
母親ヴィヴィアン

 

ナターシャの母はロシアで音楽を学んできたが芽が出ず、全てを娘に託します。祖国を捨てアメリカへ渡った一家でしたが、母も娘の辛さには気づいていました。
ヴィヴィアンは母親の思いをうまく聞き出していましたが、わが子には手こずらされています。レジーは言う事を聞かずヴィヴィアンを罵る事も。仕事の合間にヴィヴィアンは電話でレジーに説教し、マーティンが苦労を察していました。
子どもは反抗するものだとヴィヴィアンはよく承知しています。ナターシャが見つかったとき、親に怒りをぶつけようとするナターシャに対し、お母さんたちをわかってあげてとヴィヴィアンは語りかけます。ヴィヴィアンは反抗するレジーを叱る事があっても、きっとその後で温かくフォローしてあげているのでしょう。お母さんヴィヴィアンはちょっとお疲れでしたが、親子の絆はしっかり繋がれていると思います。


 

◎オヤジキッド
バイオリンのディーラーからMr.スターリング宛にメールが来たとマーティンに知らせに行くために一瞬の登場。実際にメールを開くのは偽キッドの仕事でした。
偶然の一致か「Mr..Sterling」というのはキッドのかつてのライダー仲間ジミーが主役出演したドラマのタイトル。まさかオヤジキッドがオヤジジミーを意識してるとは思えませんがちょっと笑えました。