Episode 3-9 Trials (陪審員の過去)
失踪者を追え!
 

☆失踪者 ピーター・デューセック 72歳。第一級殺人で起訴されているテレル・ブルックスの裁判の陪審員に選ばれ法廷に出ていたが、休廷中に失踪。裁判の途中で陪審員が姿を消すと審理は無効になりかねず、 殺された少女の兄は陪審員を見つけて欲しいと訴える。
ピーターは陪審員を辞めたがっており、心臓に負担が掛かると主治医の診断書を提出していた。だがここで辞めると裁判が無効になると説得され、陪審員を続ける事にした。審理中の証言に対し被告が暴言を吐いたことが 、ピーターのストレスに繋がったかと思われた。
ピーターの息子は父が陪審員を辞めたがっていたとは知らなかったが、先日孫が祖母の事を質問すると言葉を濁し不機嫌になったことを思い出す。ピーターは19歳のときチェコスロバキアからアメリカに渡ってきたが、過去を語りたがらなかった。

ピーターは失踪の四日前、殺された少女の兄と法廷の前で話している様子が目撃されていた。兄はピーターに陪審員を辞めないでくれと頼んでいた。
ピーターは失踪前に主治医に電話をしている。ピーターと主治医は不倫関係にあった。弁護士のところにピーターが遺言状を書き換えに来て、息子には無断で500万ドルと絵を別人に譲ろうとしたが結局遺言状は直さなかった。
息子は絵のことを知らなかった。だが絵を調べると第二次大戦時にナチスの将校が所有していたものとわかり、ピーターはナチスの戦犯なのではという疑いが出てきた。ナチスの将校クラウス・ラインハルトはユダヤ人狩りに関わり戦後アメリカに移住、「黄水仙の風景」と題した絵を所有していたが 、絵の持ち主のユダヤ人、クラーグスブルグ家の者が取り返しに来たのではと考えられた。

★ピーターが失踪する2日前、配管業者が家を訪ね、ピーターのチェコ時代の写真を見つけて質問して行った。ピーターはイライラしていたがこの配管業者はピーターの所在を確かめに来た偽者だった。そしてピーターが法廷前で男と接触していた事が明らかになる。
ピーターはクラーグスブルグ家のグレタに絵を返しに来ていた。グレタとピーターは子供の頃親しくしていたが、ある日ラインハルトらがグレタと家族を家から連れ出していった。ピーターは事情をわからずにラインハルトにクラーグスブルグ家の情報を渡していたのだ。ピーターは「君の家族を破滅させた。」と絵を返し遺産を譲る事でグレタに許しを乞いたが、グレタはピーターを許す気にはならなかった。
ラインハルトの写真を分析していくと、彼がアルバート・メイヒューと名乗り法廷で証言していた事がわかった。ピーターは被告の暴言ではなく、ラインハルトの存在にショックを受けたのだった。
ピーターはアルバートの家にいた。ピーターはアルバートを殺し決着をつけようとしたが、ラインハルトをイスラエルに連れて行くために偽配管工に引き渡した。

オヤジキッドを追え! 久々に本物登場。偽キッドとのローテーションがどうなっているのか謎のままです。
ナチス時代の写真を元にラインハルトの現在の顔を作成、「どうかな?」とお伺いを立てたところでヴィヴが「法廷で証言した。」と気がつきました。一瞬の登場ながらなかなかいい仕事ができました。
アップで映る表情も穏やかで素敵です♪

  
   

 

 

ゲストオヤジを追え!

 

 

◎ピーター・デューセック (Josef Sommer)
陪審員に選ばれながら裁判の途中で失踪。健康上の理由等が疑われたが、失踪の原因は自分の過去に深く関わる者が法廷に証人として現れたからだった。
ラインハルトの姿を見つけたピーターは、今の自分に課せられたことを放置して過去の清算に走り出す。その結果証人はイスラエルに連れ去られ、裁判はさらに原告に不利になる。

Josef Sommerは70年代から数多くの映画やTVミニシリーズ等に出演している。残念ながら日本では前半しか観られなかったL&O SVUと本家のクロスオーバーエピ「Entitled」にゲスト出演していた。