
「ヤング・ライダーズ」(以下YRと省略)は日本で見ることができたドラマですので、
ここでは地球の裏で見たYRがどんなものであったのか、その違いを紹介したいと思います。
こちらで見たYRは英語版、ポルトガル語字幕付きでした。
*ポルトガル語タイトル
ドラマについていたポルトガル語タイトルは「A Quadrilha do Oeste」。
訳すと「西部の無法者」。まさかライダー達を無法者と訳されてはたまったものではありません。
西部のイメージから素直に無法者と連想しちゃったのでしょうか?
では英語のタイトルを直訳すると「Os Jovens Cavaleiros」。
しかし、Cavaleirosには紳士の意味もあるのでこれもちょっと違うし・・・悩むところですね。
ついでにティースプーンは第1シーズンでは「Teaspoon」と字幕が出てましたが、第2シーズンから
「colher de cha」、つまり「茶さじ」になってしまいました。
おい、茶さじって・・それも人の名前なのに。
*最初と最後がない?
YRを見ていたMGMチャンネルは、ドラマと映画専用のCSですので、同じドラマを何度も放映します。
YR最盛期は月曜から金曜の午後と夜中、一日に2回放映していました。一週間で5話進むので、あっと
いう間に1シーズン終わってしまいます。その調子で繰り返し見たエピソードも多かったのですが、何故か
パイロット版「キッド」と各シーズン最後の前・後編エピソードは放映されませんでした。放映権に問題が
あったのかどうかその辺りはわかりませんが、ライダー達の出会いも、キッドとルーの結婚式も、ここでは
存在しなかったのです・・そんなバカな!?さらにエピソードの順が入れ替わることもしばしば。視聴者の事を考えてるとは思えない展開でした。
そして突然番組が打ち切られた最終回の放送が、なんと「あるヒーローの死」。確かにあの燃え上がる
炎は最終回にふさわしいかもしれませんが、きちんと考えた結果かどうかは疑問です。
*YRのCM
ドラマ専用チャンネルでは、途中のCMも放映されているドラマを紹介しています。当然YRのCMもあり、
よく見ていました。各シーズンからまんべんなくショットが選ばれ、当然の事ながら?無法者のショットも
多く、いかにも西部活劇的展開の期待できるCMでした。しかしライダーの占有率はジミーが一番で、ラスト
の決めのポーズもジミーが。いつの間にかジミーが主人公の物語のCMになっていました。
*カットシーン
こちらでYRを見始めたときは、英語を聞き取ることに精一杯。ポルトガル語字幕も何が何だかさっぱり
わからずで、ドラマを楽しむまでの余裕はありませんでした。そういえばこんな話だったなぁと日本語版を
思い出しながら見続けているうちに、ときどき見覚えのないシーンに出会うことがありました。そのときは
あれ?と思うくらいでたいして驚きもしなかったのですが、やがてネット上でYRファンの方から、日本版は
45分枠で放映するためにカットされている事を教えてもらい、「あるヒーローの死」のルーとキッドのベッド
の上での会話シーンを見つけたときに、私がこちらで見ているYRが完全版であることを確信しました。
その後、日本版と見比べながらカットシーンをチェック。各エピソードとも1カ所から3,4カ所、長いときは
5分近くカットされていることがわかりました。エピソードとは関係ないコミカルなシーンのカットが多いのです
が、ときにはストーリーの重要な部分がカットされて、日本版ではよく考えるとつじつまが合わない展開に
なっている場合もありました。今まで何も知らずに見ていた日本版にこんな落とし穴があったとはと知って
ショックでした。*カットシーンのセリフと写真はREIKOさんのページ、シーン一覧と解説はしぶやさんのページで紹介されて
いますので、ぜひご覧下さい。
大好きだったドラマが異国の地でさらなる新たな発見を導いてくれた。そして海外ドラマを 見る楽しみを教えてくれた、そんな意味でYRとの再会には感謝したいと思っています。
「西部劇徹底比較・どこか似てるぞ」 (YRと他のドラマの似ているエピソード発見)
「ジミーの恋」(ジミー&ルー妄想写真館の入り口)
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