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| 1.斑状歯*の流行と原因調査 1910年代、米国の歯科医師マッケイとブラックはコロラド州を中心とする中西部一帯における斑状歯の流行を報告した。 斑状歯の発生は、 1)特定の水を利用していた者に限られていること、 2)そこで生まれ育ったもののみに見られること、 3)永久歯の萌出が終わってからの転入者には見られないことが知られるようになり、飲料水中のなんらかの物質が原因であろうと推測された。 その後1930年代になって、米国のチャーチルは斑状歯の流行している地域の水を分析し、高濃度のフッ素を検出した。ここから、斑状歯の原因はフッ素であることが明らかになり、これ以降、歯状歯は「歯のフッ素症*」と呼ばれるようになった。 また、歯のフッ素症の流行地域には、むし歯が少ないことも分かってきた。
2.飲料水中フッ素濃度と歯のフッ素症流行およびむし歯有病状況
* その特徴をあげると、エナメル質に境界不明瞭の白斑、白濁、白い水平縞があらわれる。マイルドなものは、専門家でないと識別が困難である。中等度になると歯面全体にわたってチョーク様に白濁する。これに小陥凹が加わることがある。小陥凹部には外来性の色素が沈着し、褐色-黒色を呈することがある。う蝕が少ない。 |

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| 新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健推進学分野 |
| 子供の歯を守る会事務局代表・副実行委員長 葭原明弘 |