1.主催者と来賓の挨拶要旨
 「健康は村の財産であると声を大にして申し上げています。水道水フッ化物応用は、健康を増進させるすばらしい公衆衛生手段と考えています。新しい文化を久米島から発信させましょう」
(主催者から、具志川村、内間清六村長)
 「高齢化を迎える21世紀の社会には、生きがいとして歯が重要になります。歯を失う主な原因であるむし歯を予防するには、根拠に基づいた手段によって行わなければなりません。水道水フッ化物応用は、むし歯を公平に予防し、経済的です。そして、住民の歯の寿命を延ばします」

2.基調講演(座長:東京歯科大学名誉教授 高江洲義矩先生)
 基調講演1 長崎大学医学部長 斎藤寛先生
 フッ素は体の構成成分の一つであり、結合組織および骨の形成に必要な元素である。
 基調講演2 米国国立疾病予防センター(CDC)水道水フッ化物応用国家担当主任技師
トーマス・G・リーブス氏
最新データでは、アメリカの上水道給水人口の約3分の2が水道水フッ化物応用の恩恵を受けており、ヨーロッパ、アフリカにおいても水道水フッ化物応用が普及しつつある。

3.シンポジウム(コーディネーター:日本大学松戸歯学部教授 小林清吾先生)

具志川村には、国内外の有志から100通を越える応援メッセージが届いていました。


*水道水フッ化物応用:水道水のフッ素化、水道水フッ化物添加と同義。飲料水中のフッ化物濃度をむし歯予防にとって適正な濃度に調整する方法のこと。本編では、シンポジウムの名称に従って、このことばを使います。


No.109 韓国で上水道フッ素添加された都市が急増中
−フッ素添加された水の給水人工が300万人以上に−
No.111 水道水フッ素化@ −フッ素によるむし歯予防のはじまり
No.112 水道水フッ素化A −自然の観察から自然の模倣へ
No.113 水道水フッ素化B −研究調査から世界的な普及へ
No.114 水道水フッ化物添加を支援する 「名古屋宣言 Nagoya Declaration」
No.115 −健康長寿をめざして− 水道水フッ化物応用シンポジウム久米島で開催される
No.116 水道水へのフッ化物添加(フロリデーション)による成人のう触予防
No.117 乳歯のむし歯予防とフロリデーション
No.119 バーゼル市(スイス)水道水フッ化物添加から食塩へのフッ化物添加へ
No.121 オーストラリアにおける水道水フッ化物添加の経験
No.122 フロリデーションとリスクコミュニケーション
No.123 園児は上手にフッ化物洗口をしています
No.124 日本におけるフッ化物洗口の実施人数およそ75万人

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新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健推進学分野
子供の歯を守る会事務局代表・副実行委員長 葭原明弘